E START

E START トップページ > 経済 > ニュース > 「ルーズソックスはマジ命」ちょっとアプデした“平成ファッション”がZ世代に流行るワケ【THE TIME,】

「ルーズソックスはマジ命」ちょっとアプデした“平成ファッション”がZ世代に流行るワケ【THE TIME,】

経済
2025-07-30 10:00

「デジカメ」や「スクールバックのジャラ付け」などの“平成レトロ”ブームが続く中、平成ギャルファッションも“令和バージョン”にアップデートし人気となっています。


【写真を見る】「ルーズソックスはマジ命」ちょっとアプデした“平成ファッション”がZ世代に流行るワケ【THE TIME,】


懐かしい「液体くつした止め」も人気

街行く令和世代50人に<イマ、どんなものが流行っている?>と聞いたところ、一番多かったのが、1990年代後半に女子高生の間で一大ブームを巻き起こしたアレ!


「2mちょいくらい。長ければ長いほど、【ルーズソックス】は良い」(高3女子)
「ギャルなんで、ルーズないと生きていけないんで履いてます。暑いけど!!ルーズソックスはマジ命です」(高2女子)


『靴下屋』の原宿竹下通り店(東京・渋谷区)でも、定番の白だけでなく、ピンクや水色といったカラフル系まで10種類以上のルーズソックスがズラリ。


店長・永井由依子さん:
「大変人気の商品となっている。2023年ぐらいから徐々に人気が出てきて2025年も好調」


すでに例年の1.5倍の売上げになっているとのことですが、なぜ女子高生の間でルーズソックスが再びブームとなっているのでしょうか?


「足細くなるし軽減されるなって思うし可愛いから履いている」(高2女子)
「平成ギャルがルーズソックス履いていて可愛いと思った」(高3女子)
「お母さんも結構履いてたらしくて『履いたら』みたいな感じで勧められた」(高1女子)


しかも令和では、制服に合わせるだけじゃありません。カラバリも増え、私服用にアップデートしているのです。


「Tシャツの紫とルーズソックスの紫を合わせた」(小6女子)
「ミニスカートとか履くときに足元寂しいなっと思って履いている」(高1女子)


さらに、平成に重宝されていたルーズソックスに欠かせない”あの商品”も…


中3女子:
「靴下とか落ちちゃう時に【ソックタッチ】付けて履くと落ちなくなるみたいな」


靴下を好きな位置で止めることができる「ソックタッチ ブルー/ピンク」(白元アース/オープン価格)。50年以上前からある懐かしい商品も、再び人気になっています。


個性的な“落書き”で「スクバデコ」

続いて、令和の女子高生の間で流行っていたのが【スクバデコ】
スクールバッグの底一面に、“壁の落書き風”の文字やイラストを書き、バッグを背負えば見えるというもの。


「デザインとか結構人によって違って、混ぜたりすると可愛い。フードコートで友達と2時間くらいで書いた」(高2女子)


どんなものを書いているのか見せてもらうと、一番多かったのが<NANAHO 2012>のように、自分の名前や生まれ年を大きくデコる。


その周りは<我爱你><愛羅武勇><#JKブランド>など個性豊かな文言で飾られています。


「平成」をなぞっているだけかと思いきや“令和版のアップデート”バージョンも。


「インスタのアカウントも書いている。いつでもフォローしてって感じで」(高3女子)
「MBTIとかも書いてる」(高2女子)


個人の性格をアルファベット4文字で表現する性格診断テスト「MBTI」の結果を書く子までいました。


「元気だったギャル」に憧れるZ世代

しかし、なぜ20年以上前の平成ファッションが再燃しているのか?
令和世代のマーケティングを行っている長田さんはー


『SHIBUYA 109 lab. 』所長 長田麻衣さん:
「90年代後半から2000年代前半の“Y2Kファッション”が流行っていて、一番元気だったギャルを、みんなが憧れて真似している。昔のものを参考にしながら、自分のオリジナリティを足すのが楽しいのでは」


1990年代に流行った【ちびT】もZ世代のトレンドになっています。


「普通のTシャツよりは安く買えることが多い」(高1女子)
「スタイルよく見える。私お腹は細いけど下半身肉付いちゃうんで、細いところ見せていこうみたいな」(20代女性)


『Gap』では期間限定で、ちびTコーナーを展開。ロゴが入ったものや、襟口の色が異なるリンガーTシャツなどが人気とのこと。


かつての“定番”が、今ふたたび息を吹き返す時代。次は何が流行るのでしょうか。


(THE TIME,2025年7月29日放送より)


エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ