
■MLB メッツージャイアンツ(日本時間3日、シティ・フィールド)
メッツの千賀滉大(32)が本拠地でのジャイアンツ戦に今季17度目。4回、71球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振4、四死球4、失点4(自責点4)、今季ワーストタイの4失点で直近3試合、12イニングで11失点とゲームを作れなかった。
前回7月28日のジャイアンツ戦ではM.チャップマン(32)に2本のホームランを浴びるなど5回3失点だった千賀、中5日で再びジャイアンツ戦にリベンジ登板となった。
1回、1死から2番・R.デバース(28)にはセンターフェンス上段に当たるツーベースを打たれたが、3番・W.アダメズ(29)をカウント1-2と追い込むと、フォークで空振り三振、前の試合で2本塁打された4番・M.チャップマン(32)を迎えるとフォークを連投、しかし、見切られてしまい四球。それでも5番・D.スミス(30)をフォークでサードゴロに打ち取り、無失点に抑えた。
ジャイアンツの先発は台湾出身の鄧愷威(26)、2023年のWBC台湾代表にも選出されたが、そこからメジャー昇格と実力をつけてきた。2026年WBC台湾代表も期待される選手。
1回、2四死球で1死一、二塁とピンチを招くと、4番・P.アロンゾ(30)がカウント1-2から内角高めのストレートをレフトスタンドへ24号スリーラン。勝負球が甘く入ってしまい痛恨の一球、メッツは千賀に先制点をプレゼントした。
3点をもらった千賀は2回、先頭のC.シュミット(26)を追い込みながら、フォークが高めに浮いてライトへツーベース、7番・イ ジョンフ(26)は死球、8番・A.キズナー(30)はストレートの四球と無死満塁の大ピンチ。
この場面で9番・G.マクレイ(24)を1球目のカットボールを打たせてセカンドゴロ併殺打、3塁走者をホームに還したが、最少失点で留めた。
3回、2者連続三振で2死を奪ったが、3番・チャップマンにはストライクが入らずストレートの四球、ここまで3ボールとなった打者は13人中5人、2死から走者を許すと、5番・スミスにもボールが先行して、カウント3-1からストレートをライトスタンドへ3号同点ツーラン。またもや千賀はジャイアンツ打線に捕まり、3対3と追いつかれた。
さらに4回、先頭の7番・イ ジョンフにカットボールをレフト線へツーベース、得点圏に走者を許すと、1死二塁から9番・マクレイにライトへタイムリーと3対4と試合をひっくり返された。
その裏、メッツ打線はジャイアンツの鄧愷威を攻めて、先頭のC.マリンズ(30)がヒット、1死から9番・B.ベイティ(25)が四球を選び、鄧愷威は降板となった。ジャイアンツ2人目、M.ゲージ(32)から1番・B.ニモ(32)がライトへ同点のタイムリー、替わったばかりのゲージに一、三塁から2番・F.リンドーア(31)が絶妙なセーフティスクイズで5対4と逆転した。
チームは勝ち越したが、千賀は4回で降板、71球を投げて、被安打5(1本塁打)、奪三振4、四死球4、失点4(自責点4)、今季ワーストタイの4失点で直近3試合、12イニングで11失点12四死球とゲームを作れなかった。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】