
バレーボール・ネーションズリーグ男子の準々決勝が31日(日本時間)、中国・寧波で行われ、前回銀メダルの日本代表(世界ランク5位)はポーランド(同1位)に0ー3(23ー25、24ー26、12ー25)のストレートで敗れ準々決勝敗退。3大会連続のメダルには届かなかった。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
スタメンはキャプテンの石川祐希(29)、小野寺太志(29)、永露元稀(29)、宮浦健人(26)、佐藤駿一郎(25)、髙橋藍(23)、リベロは小川智大(29)が起用された。
日本は予選ラウンドを8勝4敗の全体4位で突破した。準々決勝の相手は石川や髙橋が不在だった予選第1週の中国ラウンドで1ー3で敗れているポーランド。第1セットは宮浦のスパイク、永露が2本連続でサービスエースを決めるなど序盤からリードを奪った。さらに石川の強打で先に20得点に乗せた日本だったが、終盤サーブミスなどで失点が続き、23ー25でこのセットを落とした。
第2セット、序盤から身長208cmのササク(28)にスパイクを次々と決められリードを許した日本。それでも途中出場の西本圭吾(26)のブロックアウトや石川のスパイクで点差を縮めると、永露のブロックで16ー16の同点に追いつく。両チーム20得点を超え1点を争う攻防となり、宮浦のスパイクや佐藤のブロックで食らいついたがわずかに及ばす。日本は24ー26と、2セットを連取された。
後のない日本は第3セット、スタートからポーランドの高さのある攻撃に苦戦。流れを掴みたい日本は宮浦がサービスエースを決めるなど粘りを見せる。しかし、髙橋や宮浦のスパイクが次々にブロックに止められリードを許し、ポーランドにストレート負けを喫した。
試合後、キャプテンの石川は「1セット目、2セット目チャンスあったところで取りきれなかったところと、3セット目に関しては被ブロックが非常に増えてしまったのでそこが敗因だった。大事なところを勝負にいって間違った判断をしてしまうところが増えた」と振り返った。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点(上位)】
宮浦 17得点
石川 11得点
髙橋 4得点
西本 4得点
【ネーションズリーグ スケジュール】※日本時間
■予選ラウンド第1週:中国
6月11日(水)〇3ー0 中国
6月12日(木)●1ー3 ポーランド
6月13日(金)〇3ー0 セルビア
6月15日(日)〇3ー0 オランダ
■予選ラウンド第2週:ブルガリア
6月26日(木)●0-3 ブルガリア
6月26日(木)〇3ー2 フランス
6月27日(金)●2ー3 ウクライナ
6月29日(土)〇3ー0 スロベニア
■予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月16日(水)〇3ー1 ドイツ
7月17日(木)〇3ー2 アルゼンチン
7月18日(金)●0ー3 ブラジル
7月20日(日)〇3-0 アメリカ
■ファイナルラウンド:中国
準々決勝
7月31日(木)●0ー3 ポーランド
準決勝
8月2日(土)
16:00~イタリア vs スロベニア
20:00~ブラジル vs ポーランド
決勝
8月3日(日)16:00~
3位決定戦 20:00~
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