
■MLB パドレス5ー0メッツ(日本時間31日、 ペトコ・パーク)
パドレスのダルビッシュ有(38)が本拠地でのメッツ戦で今季5度目の登板、7回、76球を投げて、被安打2、奪三振7、四死球0、失点0。今季最長の7回を投げて今季最多の7奪三振、得点圏に走者を許さない好投、今季初勝利をあげて、歴代トップの日米通算204勝目を飾った。
前回25日のカージナルス戦では今季最短3回1/3、8安打8失点で降板となった。中5日でのマウンドとなったメッツ戦、レギュラーシーズンでは通算で9試合に登板して5勝1敗と相性の良いチーム。
1回、1番・B.ニモ(32)をスライダーで空振り三振、その後、ヒットを許したが、3番・F.リンドーア(31)を力のある高めのストレートでサードフライ、4番・P.アロンゾ(30)はシンカーで詰まらせて力のないファーストライナーに打ち取った。
そして2回、復帰後4試合で17失点中、11失点が2回と鬼門となっているイニング、1死から6番・F.アルバレス(23)、7番・R.マウリシオ(24)とカーブで2者連続空振り三振と3者凡退に抑えた。
その裏、パドレスは2死満塁で3番・M.マチャド(33)がレフトへ2点タイムリー、ダルビッシュに先制点をプレゼントした。
点をもらったダルビッシュは3回、1死から9番・T.テイラー(31)にライト方向へのフライ、この打球にセカンドのJ.クローネンワース(31)がダイビングキャッチ、好プレーでダルビッシュを助けた。これでリズムに乗ると、1番・ニモをスプリットで2打席連続三振に打ち取った。
パドレスは3回、2死一塁で8番・G.シーツ(29)が15号ツーランで4対0とリードを広げた。4回、ダルビッシュは先頭の2番・M.ビエントス(25)をスプリットで空振り三振、足を長く上げてからのストレート、クイックモーションからのスプリットとボールだけでなく動きの緩急もつけてメッツ打線を翻弄した。
勝ち投手の権利がかかった5回、1死から6番・アルバレスを外角低め絶妙なコースへのスプリットで空振り三振、この試合6個目、今季最多をマークした。その後、1回以来のヒットを許したが、後続を抑えて勝ち投手の権利を手にした。
今季最長となる6回のマウンドに上がったダルビッシュ、先頭の9番・テイラーを1球でサードファウルフライに打ち取ると、2死から2番・ビエントスはスプリットで2打席連続の空振り三振、この試合7つの三振の内、4つはこの試合まであまり投げなかったスプリットで奪った。
7回も先頭打者を2球でファーストゴロに打ち取るとその後も丁寧なピッチングでメッツ打線を3者凡退に抑えた。ダルビッシュは7回で降板、今季最長の7回を投げて今季最多の7奪三振、得点圏に走者を許さず、無四球の好投で今季初勝利。歴代トップの日米通算204勝目を飾った。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】