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男子100m栁田大輝、2本目は出場回避「自分の体優先、悔しい気持ちもある」自力での代表入り叶わず、雷雨中断の悲運も

スポーツ
2025-08-24 19:59

■第35回奈良市陸上サーキット(24日、ロートフィールド奈良)


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「奈良市陸上サーキット」に出場した栁田大輝(22、東洋大)が、男子100mの第2レースの出場を見送った。


個人での東京世界陸上(9月)の代表入りへ、1本目のレースでは10秒11(+0.7)をマークし、求められていたサニブラウン アブデルハキーム(26、東レ)の記録(9秒96)には届かず。2本目を見送ったことにより、自力での出場の可能性はなくなった。


取材に応じた栁田は「無事なうちに終わっておこうっていうのが一番ありましたね。それこそいい風吹いててタイムが出たかもわかりませんし、むしろその方がスピード上がって、怪我のリスクが高くなると思うので」と決断の理由を明かした。


「無理をしなくてよかったなって思う日が絶対に来るはずなので。自分の体優先といいますか、だいぶ無理をしてきたんで8月に入ってから。これ以上はちょっと危険かなっていう感じです。悔しい気持ちもありますが」と複雑な思いを打ち明けた。


世界陸上の出場資格を得る上で、記録有効期間の最終日であるこの日に“大逆転”の代表入りを狙ったが、1本目は10秒11。最後のチャンスにかけ、夕方の第2レースに臨んだが、突然の雷雨による中断に見舞われた。予定が大幅に遅れ、約2時間後に実施されるレースに挑む予定で、直前の練習にも姿を現したが回避する形となった。


「納得はできないですけど、まさか走らずに終わるみたいな感じなんですけど。それは全て本当に自分の一つのミスから始まったので」と悔しさもにじませた。


栁田は16日の9.98スタジアム(福井)で行われた『アスリート・ナイト・ゲームズ』に出場し、決勝で10秒00(+0.3)をマークして、東京世界陸上の参加標準記録(10秒00)をクリア。同大会では、予選で追い風参考も9秒92を叩き出し「こんなに喜べない9秒92と10秒00ってあるんだなって。最後の悪あがきをしたい」とギリギリまで挑戦し続けると話していた。


世界陸上の代表選考会だった日本選手権(7月)では、優勝候補と言われながらも、予選でフライングにより無念の失格。「3枠」の代表争いは、日本選手権を制し、富士北麓ワールドトライアル(8月3日)で9秒99を出した桐生祥秀(29、日本生命)と、同レースで10秒00を出し日本選手権7位の守祐陽(21、大東大4年)が2番手で確実に。パリオリンピック™準決勝で9秒96を出したサニブラウンが3番手で圏内に位置していた。


※写真:インタビュー取材に応じる栁田選手


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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