
農林水産省は、業者間での最新のコメの取引価格を発表しました。4月から2か月連続で過去最高を更新しています。
コメ価格の代表的な指標である「相対取引価格」は、JAグループなどの集荷業者が卸売業者に販売する際の価格です。
農水省によりますと、2024年産の5月の価格は、全銘柄平均で玄米60キロあたり2万7649円でした。
去年の同じ時期と比べるとおよそ1.7倍で、4月から2か月連続で、過去最高を更新しました。
いくつかの主要な銘柄米がスポット的に高値で取引されたことで価格が上昇したとみられます。
一方、取引数量は前の月から減って5万2000トンとなり、24年産の取引全体のおよそ3%にとどまりました。
農水省は、「24年産のコメは例年より早いペースで取引が進み、契約も終盤となっていることから今回の価格上昇が全体に与える影響は小さい」と説明しています。
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