イスラエルとイランの交戦が始まってから1週間です。イスラエルの国防相は、イランの最高指導者について「存在し続けることはできない」と述べるなど緊迫した状況が続いています。
イスラエルとイランによる攻撃の応酬は19日も続き、イスラエルでは中部や南部に対する攻撃で240人がけがをしたということです。
これを受け、イスラエルのカッツ国防相は声明を出し、イランの最高指導者・ハメネイ師について「イスラエル国家の破壊を旗印に掲げる現代のヒトラーだ」などと非難したうえで、「存在し続けることはできない」と述べました。
こうした中、ロイター通信は19日、アメリカのウィットコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が、交戦が始まって以降、複数回にわたって、外交的な解決に向けて電話会談をしていたと報じました。アラグチ氏は、イスラエルが攻撃を止めない限り協議には戻らないと告げたということです。
イスラエルでは、これまでに少なくとも24人が死亡し、イランでは600人を超えるとみられる人が犠牲になっています。
ホワイトハウス レビット報道官
「トランプ大統領からのメッセージがあります。『近い将来、イランとの交渉が行われるかもしれないという事実に基づき、私は今後、2週間以内に攻撃を行うかどうか決断します』」
ホワイトハウスのレビット報道官は19日、トランプ大統領が2週間以内にアメリカがイランへの攻撃を行うか決断すると話しました。
レビット報道官は「トランプ氏は外交的解決のチャンスがあれば、常にそれを掴み取る」として、イラン側との交渉を続ける姿勢を示す一方、「力を行使することも恐れない」とも強調しました。
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