パレスチナ自治区ガザ全土を制圧する計画を、イスラエルの内閣が承認したと報じられました。ネタニヤフ首相も「作戦の強化を決定した」と明らかにしています。
複数のイスラエルメディアは、4日から5日にわたって開かれた閣議で、イスラエル軍がガザ全土を制圧して、一定の期間占領する計画が全会一致で承認されたと報じました。
ネタニヤフ首相も「作戦の強化を決定した」と明らかにしていて、「住民は自らの安全を守るために移動させられる」ともしています。
報道では、計画にガザの住民を再び南部へと強制退避させることも含まれているとされています。
来週予定されているアメリカのトランプ大統領の中東歴訪後に、計画を実施する方針だということです。
こうしたなか、イスラエルによる戦闘拡大を支持するか問われたトランプ大統領は回答を避けました。
アメリカ トランプ大統領
「ガザの住民は飢えに苦しんでいる。食料を得られるように支援する」
トランプ氏はガザへの食料支援を行う考えを明らかにするとともに、ハマスが「支援物資をすべて取り上げている」と批判しました。
CNNテレビは、トランプ政権がハマスを介さずに支援物資を届ける新たな仕組みを検討していると伝えています。
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