
他人の証券口座に不正にアクセスし株価を操作したとして、東京地検特捜部はきょう、中国籍の男を金融商品取引法違反などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、川崎市の貴金属輸出会社「L&H」の代表で、中国籍の林欣海被告(38)です。
東京地検によりますと、林被告は今年3月、仲間と共謀し10人の証券口座に不正アクセスしたうえ、それらや「L&H」の口座を使って上場会社の株式を売買し、株価を不正に操作した罪に問われています。
特捜部は林被告の認否を明らかにしていません。
一方、林被告とともに逮捕されていた中国籍の40代の男性について、特捜部は「嫌疑不十分」として不起訴としました。
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