今年の夏は、記録的な猛暑に記録的な大雨と極端な天気になっています。この週末は猛暑がポイントになりそうです。典型的な夏の天気ですので、雷雨にもご注意ください。

暑さがぶり返して、きょうも一日のベースになる朝の気温から高くなっています。最低気温は北日本は10℃をきるところも出てきて、涼しくなってきました。ただ、関東から西は25℃を下回っていないところが多く、東京でも3日ぶりに熱帯夜になりそうです。

最高気温は、東海から西や東北で35℃以上の猛暑日が続出し、2日連続100か所以上で猛暑日になるでしょう。山口などは38℃と、九州では体温を超えるような暑さになる所もある見込みです。きのう、猛暑日が続出した関東は、暑さがトーンダウンして猛暑日からは解放されそうです。ただ、東京は32℃と5日連続真夏日になるなど、暑いことには変わりありません。札幌も32℃と、那覇と同じレベルの暑さになる予想です。車内の熱中症などにもご注意ください。北日本は朝晩と昼間の気温差も大きくなってきています。服装選びに注意です。

【今日の各地の予想最高気温】
札幌　：32℃　釧路：27℃
青森　：33℃　盛岡：34℃
仙台　：32℃　新潟：31℃
長野　：34℃　金沢：33℃
名古屋：37℃　東京：32℃
大阪　：37℃　岡山：36℃
広島　：35℃　松江：34℃
高知　：33℃　福岡：35℃
鹿児島：35℃　那覇：32℃

そして、雷雨にも注意が必要です。きょうは関東から西の太平洋側を中心に発雷確率が高く、天気急変のおそれがあります。確率が高いところほど不安定で、突然、道路が一気に冠水するような激しい雨が降ったり、落雷や突風、ひょうのおそれがあります。けさはすでに静岡を中心に警報が出るほどの大雨になっていて、朝から雨雲がわきやすい状況です。きょうは平地でも急な雨や雷雨の可能性があります。関東も山沿いが中心になりますが、平地では内陸ほど可能性があり、市街地でも注意が必要です。大雨災害が発生した九州でも内陸を中心に空模様にご注意ください。

来週にかけて九州から関東では晴れの日が続き、東京でも35℃以上の猛暑日が連続するようになりそうです。名古屋など体温を超えるような暑さになる所もあるでしょう。朝晩も蒸し暑さが収まりません。お盆を過ぎても一日を通して熱中症対策が必要です。九州では復旧作業中の熱中症にご注意ください。

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