
「全国学力テスト」の結果が公表され、教科別の正答率は小中学生ともに国語では女子が男子よりも高く、算数・数学では男子が女子よりも高い結果となりました。男女差が公開されたのは初めてということです。
「全国学力テスト」は小学6年生と中学3年生、あわせて200万人ほどを対象に4月に実施されました。
教科別の平均正答率は、国語で、小学生は男子が63.1%、女子が70.9%、中学生は男子が52.0%、女子が57.4%で、小中学校ともに女子が男子を上回りました。
一方、算数・数学では、小学生は男子が59.0%、女子が57.3%、中学生は男子が49.1%、女子が48.6%と、男子が高い結果となりました。
文部科学省の担当者は、「生物学的なジェンダー差と、親、学校、社会など周囲のアンコンシャスバイアスが複合した結果と解釈せざるを得ない」と分析しています。
また、中学生の理科のテストでは今年から、各生徒に配布されている端末で回答するオンライン方式が導入されました。
担当者によりますと、生物の動きや化学変化を動画で見せることで実際の観察に近い状況を表現できるほか、回答結果を分析しやすくなるということで、2027年度以降は全教科をオンライン形式に切り替えていく方針です。
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