
■第98回選抜高校野球大会 4日目・1回戦 神戸国際大付 3ー4× 九州国際大付 延長11回タイブレーク(22日 阪神甲子園球場)
神戸国際大付(兵庫)が九州国際大付(福岡)に延長11回タイブレークの末、逆転サヨナラ負けで、5年ぶりの選抜での白星を逃した。近畿大会王者として臨んだ昨秋の明治神宮大会の決勝で敗れた相手に再び敗れ、初戦で姿を消した。
出場は5年ぶり6回目で、最高成績は05年大会の4強。昨秋は16年ぶりに近畿大会で優勝すると、明治神宮大会では決勝に進出。決勝では九州国際大付に1対11の大敗で準優勝だった。
初回の攻撃は先頭打者が四球で出塁し、続く打者の犠打で得点圏まで進めるも、3番・石原悠資郎(3年)が空振り三振、昨秋に今大会出場選手最多タイの4本塁打を記録した4番・川中鉄平(3年)がセカンドゴロに倒れ先制できず。
すると先発左腕の秋田依吹(3年)がいきなり先頭打者にセンター前安打を浴びると、続く打者の犠打の処理でミスが生まれてピンチを招く。その後暴投もあって1死一、三塁から相手4番・城野慶太(3年)のショートへのタイムリー内野安打で先制を許した。
打線は九州国際大付の長身左腕・岩見輝晟(2年)の前にホームが遠い展開が続く。2回に1死から6番・山城颯音(2年)のセンター前安打などで一、二塁の好機も後続が凡退。3回も先頭の1番・林健太(3年)がセンター前安打、続く打者が犠打で進めるも後続が倒れ追いつくことができない。
さらに4回にも先頭の比嘉俊輔(3年)が11球粘って四球で出塁するも、得点には結びつかず。5回は1死から1番・林の四球、3番・石原悠のセンター前安打で2死一、三塁も、4番・川中が外角直球に手が出ず見逃し三振に封じられた。
先発の秋田は3回はクリーンナップを三者凡退に抑えるなど追加点は与えない投球。5回には2本の安打を浴びて1死一、三塁のピンチを迎え、4番・城野をライトフライに打ち取ると、スタートを切っていた一塁走者を、タッチアップした三塁走者の生還よりも先にアウトにするダブルプレーで追加点を防いだ。
すると6回、先頭の比嘉が四球、続く山城が犠打で得点圏に進めると、7番・田中翔麻(3年)のセンターへのタイムリー安打で1対1の同点に追いついた。秋田は直後の6回裏を三者凡退に封じ、7回に先頭打者に三塁線を破る二塁打を浴びたが、後続を抑える粘りをみせた。
打線は8回、4番の川中に代わり途中出場の中西孝介(3年)がライト前安打で先頭出塁。さらに犠打、外野フライの間にそれぞれ進塁させると、同点打を放った7番・田中が二遊間を破る勝ち越しタイムリーを放って2対1と一歩前に出る。
しかし秋田は直後の8回裏、1死から連打を浴びて一、三塁となったところで降板。2番手で背番号「10」の右腕、豊岡速伍(3年)が登板し、1人目の打者を空振り三振に仕留めて2死。続く打者もショートゴロに打ち取ったが、二塁への送球が乱れる間に三塁走者の生還を許して2対2の同点に追いつかれた。さらに死球で満塁となり、続く打者には3ボールとなったが、変化球を3球続けて見逃し三振に抑え勝ち越しは許さなかった。
9回の攻撃では代わった渡辺流(3年)の前に三者凡退に終わると、その裏に豊岡が四球と安打で1死一、二塁のピンチを迎えたが、相手の4番、5番を抑えて延長タイブレークに突入。
先攻の神戸国際大付は無死一、二塁で始まる10回表、2番・西谷太一(3年)が犠打を決めて走者を進めるも後続が凡退。その裏に続投の豊岡が先頭打者の犠打を自らのフィルダースチョイスで無死満塁と絶対絶命のピンチを背負うも、後続をセカンドフライ、空振り三振、レフトフライに抑える驚異の粘りをみせ11回へ。
11回も先頭の比嘉が犠打を決めて二、三塁とすると、6番・山城のライトへの犠飛で3対2と勝ち越すも、その裏に2死一、二塁から3番・吉田秀成(2年)にレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。
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