E START

E START トップページ > スポーツ > ニュース > 「2⼈で乗り越えてきたことを思い出しながら」“最強競歩夫婦”岡⽥久美⼦&森岡紘⼀朗が挑む最後の世界大会【東京世界陸上】

「2⼈で乗り越えてきたことを思い出しながら」“最強競歩夫婦”岡⽥久美⼦&森岡紘⼀朗が挑む最後の世界大会【東京世界陸上】

スポーツ
2025-07-29 11:55

 9⽉13日に開幕する東京2025世界陸上へ向け、⻑野県‧志賀⾼原で合宿を⾏っている⼥⼦20km競歩代表の岡⽥久美⼦(33、富⼠通)。岡⽥は今⼤会が”最後の世界⼤会”と明⾔。夫で専属コーチでもある元50km競歩日本代表の森岡紘⼀朗氏(40、富⼠通)と共に、19年ドーハ⼤会以来、⾃⾝2度⽬の⼊賞を⽬指している。


【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手


これまでオリンピックには16年のリオ⼤会から3⼤会連続で出場。去年のパリ五輪では男⼥混合競歩リレーで川野将虎(旭化成)とペアを組み、⾃⾝初の8位⼊賞を果たした。世界陸上は15年北京⼤会から4⼤会連続で出場している(前回のブダペスト⼤会は代表⼊りしたがケガのため⽋場)競歩界のレジェンドは、2⽉の⽇本選⼿権20km競歩でセカンドベストとなる1時間28分17秒をマークし2位。東京世界陸上の参加標準記録(1時間29分00秒)を突破し代表⼊りを勝ち取った。


最後の世界⼤会まで2か⽉を切り「いよいよという感じ。迎えたいような迎えたくないような感じ」と複雑な⼼境を⼝にしていたが、⽇本選⼿権後も順調に練習を積んできていて、表情は充実感に溢れている。


実は、パリ五輪後に引退ということも考えていたというが、東京で世界陸上が開催されるということで心境に変化が。「⾃国開催の東京でいい形で締めくくれたら幸せだなという気持ちで準備してきた」という。


志賀⾼原での合宿では35kmで世界陸上代表の梅野倖⼦(22、LOCOK)と共に、持久⼒の強化や坂道での歩きで全⾝の筋⼒強化を重点的に⾏ってきた。森岡コーチはレースのポイントとして「6⽉のラコルーニャ(スペイン)での⼤会に出場したときも先頭集団は中盤以降に2段階、3段階のペースアップが 起きている。そこにいかに対応できるかが⼤事」と語る。持久⼒のベースをアップし、課題であるラスト5kmで勝負ができれば⽬標の⼊賞も⾒えてくる。 


岡⽥と森岡コーチは21年10⽉8⽇に結婚。「1⽇中(競歩の )動画を⾒たりとか海外の選⼿はこういうことやっ てるとか海外のレースを⾒てここが良くなっているとかを話している」。普段の⽣活でも朝から晩まで競歩の話をしているという。


競歩以外では共通して動物が好きだという。しかし、「⾻格とか体の使い⽅とか⾛るのが速い動物とかはこういう接地をしているとか、こういう脊椎の動きをしている」など、最終的には競歩の話につながっていることが多いといい、まさに競歩夫婦ならではの⽇常を送っている。


岡⽥は夫婦関係を「24時間365⽇業務」と表現したが、もちろん「愛はあります」と笑顔。 ⼆⼈三脚で挑む最後の世界⼤会へ向け森岡コーチは「周りで⽀えてくれる⼈を代表して選⼿の近くにいると思っている。まずは選⼿が⼼⾝ともに良い状態でスタートラインに⽴てるか、選⼿⾃⾝が満⾜したレースができればいいと思っている」。岡⽥は「森岡さんのコーチングを受けるのも残り僅かだしこれまで⾊々2⼈で乗り越えてきたことを思い出しながら、感謝しながら頑張りたい」。競技⼈⽣の集⼤成となる舞台で有終の美へ、⼥⼦20km競歩は9⽉20⽇(⼟)7時30分にスタートする。


エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ