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DeNA・藤浪晋太郎「先発と中継ぎがころころ変わっても必要とされるところで投げたい」逆転優勝へひとつのピースに

スポーツ
2025-07-26 12:00

3年ぶりに日本球界に復帰した藤浪晋太郎(31)。新天地として横浜DeNAベイスターズを選び、日米通じて6球団目となった藤浪が、独占インタビューで心境を語った。


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「アメリカにいる間にトレードも経験して、球団を動くことに耐性がついてしまって、思ったよりフラットに入って来られている。オファーをいただいた中で一番熱を持って、本当に藤浪晋太郎が必要なんだという熱を体現していただいたので、その情熱に応えたいと思って」。DeNAに決めた理由をこう明かした藤浪。


大阪桐蔭高校時代、エースとして甲子園春夏連覇を達成。その偉業をひっさげ、ドラフトでは4球団競合の末、阪神へ入団した。当時の会見では「投手の究極の理想はストレート一本で抑えることだと思うので、ストレートにこだわりたい」と語っていた藤浪。その言葉通り、威力抜群のストレートを武器に、1年目から3年連続二桁勝利、15年には奪三振王のタイトルを獲得した。


2023年に海を渡り、MLB日本人最速となる165.1キロをマークしたが、コントロールに苦しむことも。マイナー落ちを何度も経験し、今年はメジャー昇格は叶わなかった。それでも藤浪は「苦しかったことはない。もちろんマイナーで結果が出なかっただったりとか、悔しい思いはしているが、そういう環境にいるのも自分自身の選択。日本ではなかなかできない経験なのでこれもひとつの経験かなと思っています」と振り返った。


これまでの経験を元に、投球については「至ってシンプルに。自分の中で難しく考える癖があるので野性的に、動物的に。160キロ近いボールはストライクゾーンに投げるだけで打率は下がるので力勝負をより多くできるように、見ごたえのある勝負をたくさんできればいいなと思っています」。


阪神時代は主に先発として、メジャーでは先発、中継ぎ、抑えを経験。「ベイスターズでは必要とされている所で投げたい。ころころ先発と中継ぎを変わってもいいくらい。もちろん先発へのこだわりはあるけど、本当にチームに貢献したいのが1番」と与えられた役割を全うするつもりだ。


25日から後半戦がスタートし、2位のDeNAは首位・阪神に9.5ゲーム差をつけられている。チームの勝利を目指し、逆転優勝へのひとつのピースになる。


■藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)
1994年4月12日生まれ。31歳。197cm・98kg。右投右打。大阪桐蔭高から2012年ドラフト1位で阪神に入団。高卒1年目で10勝を挙げると、3年連続で二桁勝利をマーク。23年1月に、阪神からポスティングシステムでアスレチックスに入団し、メジャーデビュー。同年7月にトレードでオリオールズに移籍。1年目は通算64試合の登板で7勝8敗2セーブ、防御率7.18。23年オフにFAとなり、メッツと年俸335万ドル(約5億円)の1年契約を結んだが、24年シーズンは右肩故障の影響もありメジャーでの登板機会はなし。傘下のマイナーでは33登板で1勝2敗1セーブ、防御率5.94、2024年12月にはプエルトリコでプレーし、6度の先発で20回2/3を投げ、0勝1敗、防御率は3.05、24奪三振だった。


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