
バレーボールのネーションズリーグ女子の決勝ラウンドが23日(日本時間)、ポーランド・ウッチで開幕する。日本代表は前日(22日)、本番の試合会場でレシーブやトス、6対6の実戦練習を行った。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
前回銀メダルの日本は予選を9勝3敗の全体3位で突破し、24日に予選6位のトルコと準々決勝を迎える。キャプテンの石川真佑(25)はチームのコンディションについて「悪くはないと思いますし、あとは試合に向けていい緊張感だったりとかそれぞれの準備っていうところがすごく大事になってくるのかなと思います」と話した。
対戦相手のトルコは23年大会の優勝チーム。トルコの印象を“高さがある”と話す石川は「ブロックディフェンスだったり、スパイカーの打ち方というところも意識しながら」と高さ対策の考えを示した。試合に向けては「負けたら終わりな試合なので、出だしの入りっていうところもすごく大事になってくると思いますし、スタートから勝ちにいく気持ちをしっかり出しながら、チームとして集中しながら、勝てるように準備していきたいと思います」と意気込んだ。
チームトップの180得点をマークしている和田由紀子(23)はメインコートでの練習を「すごい広い会場で何個もスクリーンがあったりとか、なかなかやらない規模の大きい体育館」と振り返った。
和田は武器であるオフェンスに関して「自分の勢いでチームを良い流れに引っ張っていけたらいいなと思うので、自分がまず点数を取って、チームが勝つ方向に引っ張っていけたら」と力強く話し「スタートから自分たちらしいバレーボールでしっかり楽しんでその中でも勝ちにいくっていうところで、1人1人いいパフォーマンスができれば」と気持ちを高めた。
予選で全体7位のサービスエース14本を決めた佐藤淑乃(23)はトルコ戦へ「今まで戦ってきたチームの中ですごくオフェンス力があるチームだと思うので、オフェンスの勢いに負けずに自分たちも出だしから自分たちの良さを出して、まず勝ってしっかりベスト4に入っていきたいと思います」と前向きな姿勢。
佐藤は23年のネーションズリーグMVPのトルコのエース、バルガス(25)について「すごくパワフルなスパイクを打ってくる選手。どうやってそのスパイクにストレスをかけていくか、そこは自分も対峙する場面があると思うので、そこで相手にストレスかけれるようにしていきたいなと思ってます」と闘志をみなぎらせた。
【予選ラウンド日程】※日程は日本時間
■第1週:カナダ・オタワ
6月5日(木)〇3-0 オランダ
6月7日(土)〇3-0 セルビア
6月8日(日)〇3-0 カナダ
6月9日(月)〇3-0 ドミニカ共和国
■第2週:香港
6月18日(水)〇3ー2 タイ
6月20日(金)●2ー3 イタリア
6月21日(土)●1ー3 中国
6月22日(日)〇3-0 チェコ共和国
■第3週:日本・千葉
7月9日(水)〇3-0 フランス
7月10日(木)〇3-0 韓国
7月12日(土)〇3ー1 ポーランド
7月13日(日)●0ー3 ブラジル
■決勝ラウンド:ポーランド・ウッチ
準々決勝
24日(木)23:30~ vsトルコ
決勝ラウンドは開催国のポーランドを含む上位8チームにより、トーナメント形式で行われる。
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