
■MLB オリオールズ 11ー2 エンゼルス(日本時間16日、オリオール・パーク)
エンゼルスの菊池雄星(33)が敵地でのオリオールズ戦に15度目の先発、5回2/3、92球を投げて、被安打7(1本塁打)、奪三振10、四死球2、失点5(自責点3)、今季最多の10奪三振も自らのミスで失点と今季最多の5失点、6敗目となった。
前回10日のアスレチックス戦では8回途中まで無失点で2勝目を挙げた菊池、この日はア・リーグ東地区で苦戦し、最下位に沈むオリオールズと対戦。オリオールズ戦はメジャー7年目で中継ぎも含めて15試合に登板して、5勝5敗。
菊池がマウンドへ上がる前の1回、2番・N.シャニュエル(23)が4号ソロで先制点をプレゼントした。現地6月16日は“父の日”、そして、6月17日で34歳を迎える菊池、誕生日目前、33歳ラスト登板は1回、1番・J.ウエストバーグ(26)の痛烈な打球をサード・K.ニューマン(31)が弾いてしまいエラー、走者を2塁に許すと、2番・R.ウリアス(31)にはカウント2-0からスライダーが甘く入ってしまい、左中間へ逆転となる4号ツーラン、菊池もマウンド上で首をかしげていた。
2回は先頭の6番・C.マリンズ(30)をスライダーで空振り三振、2死からは8番・D.カールソン(26)を低めにシンカーで空振り三振と3者凡退に抑えてリズムを取り戻した。
エンゼルスは3回、2死から連打で一、三塁のチャンスを作ると、オリオールズのバッテリーミスで2対2の同点に追いついた。
追いついてもらった菊池は9番・L.バスケス(25)をカーブで空振り三振、そして、オリオールズ打線が2巡目に入ると、1番・ウエストバーグ、前の打席でホームランを打たれた2番・ウリアスをチェンジアップで空振り三振とこの回は3者連続空振り三振、前の回から4者連続三振と流れを作った。
しかし、4回、先頭のG.ヘンダーソン(23)にレフトへツーベースを打たれると、続く4番・R.ローレアーノ(30)にはストレートをレフトへ弾き返されて失点。再びリードされた。それでも無死一塁で5番・サンチェスの打球をショートのZ.ネト(24)が逆シングルでキャッチし、好プレーで併殺打。菊池も大きく手を挙げて拍手を送った。6番・マリンズからストレートで空振り三振を奪い、今季最多タイとなる7つ目。
5回には先頭打者に四球を許したが、8番・カールソンをスライダーで空振り三振を奪い今季最多となる8奪三振、その後、2死一、二塁のピンチを招いたが、2番・ウリアスをピッチャーゴロに打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。
6回、先頭の3番・ヘンダーソンをチェンジアップで空振り三振、続く4番・ローレアーノをカーブで見逃し三振で今季初、昨季、9月1日ロイヤルズ戦以来の2ケタ奪三振となった。しかし、2死から5番・サンチェスにライト前ヒットを浴びると、6番・マリンズがセーフティバント、これを菊池が処理したが、1塁への送球が大きく逸れて、1塁走者のサンチェスが一気にホームイン。菊池は自らのミスで失点すると7番・メイヨにもタイムリーツーベースを浴びて、5対2とリードを広げられて降板となった。
菊池は5回2/3、92球を投げて、被安打7(1本塁打)、奪三振10、四死球2、失点5(自責点3)、今季最多の10奪三振も、今季最多の5失点と自らのミスが響き抑えきれなかった。
エンゼルスは7回、1死満塁のチャンスを作ったが、2者連続三振で得点を奪えず、その裏、菊池の後を受けたC.ブログドン(30)が5番・サンチェスに2号満塁ホームランを浴びて失点。菊池は6敗目となり、エンゼルスはオリオールズに3連敗となった。
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