
今年7月にシンガポールで開幕する競泳・世界選手権の日本代表が1日、都内で練習を公開した。オリンピック™3大会出場の鈴木聡美(34、ミキハウス)やパリ五輪代表の成田実生(18、ルネサンス金町)らが世界選手権に向けて強化練習を行った。
今回の合宿について鈴木は「普段の環境とは違うコーチであったり練習メニューを含めて勉強の期間にしようかなと。普段は結構質も量も多い。とにかくやってなんぼ、疲れてなんぼ。合宿では楽に早く泳ぐかという逆のものを求められている」と、充実の表情を見せた。
鈴木は3月に行われた日本選手権で50m、100m、200mの平泳ぎ3種目全てで優勝し、大会3冠を達成。鈴木が19歳の2010年度以来、実に14大会ぶりの快挙を成し遂げ、34歳の現在でも「100mも50mも200mもまだ(タイムが)上がる余地はあるのかなと、自分の感覚と記録もまだいけるんじゃないかなと手ごたえをつかんだ」と語る。
先日報じられた、28年のロス五輪では50m平泳ぎが実施されることについて問われると「チャンスがあるということは素晴らしいこと。この合宿でもいろいろなコーチが『聡美は行けると思う、頑張ってみようよ』と言ってくれるので頑張ってみようかなという思いが芽生えている」と笑顔を見せた。
今年最大の大会となる世界選手権に向けては「50mと100mでは自己ベストを狙えたらいい」と意気込んだ。
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