FX取引を行うGMOのサーバーに2万件を超える不正アクセス。被害が相次いでいます。
【写真で見る】約2秒で400万円超の被害…FX取引にも“ハッキング”対策は?
GMOのクラウドサービスに不正アクセス
GMOインターネットが展開する「お名前.com デスクトップクラウド」が、第三者からの不正アクセスを受けたことが10月21日に明らかになりました。同サービスは、FX=外国為替証拠金取引の自動売買ができるサーバーをクラウド上で提供しています。
GMOによりますと、10月20日、一部の利用者のサーバーに不正なプログラムが仕掛けられているのが確認されたといいます。
“わずか2秒で400万円以上”を失う
サービスを利用している、40代の男性。異変に気がついたのは、21日の午後4時半ごろのことだったといいます。
GMOサービス利用 FX歴10年の男性(44):
「残高がゼロになっているので、何が起こったんだって。中身よく見ると、悪意のある取引とソフトが入っていると気づいた。間違いなくハッキングだって思った」
これは、男性の取引履歴です。
▼午前10時22分12秒:-86万4336円
▼午前10時22分13秒:-176万7186円
▼午前10時22分13秒:-152万7716円
意図しない大量の取引で手数料が発生し、わずか2秒の間に400万円以上を失ったのです。
「交渉を拒否したため残高を消去」 ハッカー集団からメールが
異変に気づいてから、およそ2時間後。男性のもとに一通のメールが届きます。
男性に届いたメール:
「我々はHackingTeamだ。GMOが我々との交渉に応じることを拒否したため、我々は予告通り、アカウントの残高をすべて消去した。あしからず!」
メールは翌日以降も届き、そこに書かれていたURLにアクセスしてみると…
犯行声明サイト
「24時間で約77億円相当の口座を破壊」
「破壊は現在も進行中」
不正アクセスをしたとみられるハッカー集団の犯行声明が掲載されていました。
さらなる犯行の予告も。
犯行声明サイト
「次の行動は、単なる資金の損失以上の被害をもたらす」
GMOはこのサイトについて、「脅迫文については、存在を把握している。その真偽も含めて現在調査中」としています。
サーバー2万6739件に影響 「破られない前提を変えなきゃ」
これまでにGMOのサーバー2万6739件が不正アクセスの影響を受け、取引口座のIDやパスワードが不正に使われた可能性があることが明らかになっています。
GMOサービス利用 FX歴10年の男性(44):
「人のお金を完全にゼロにして、なんてことをやってんだよって。だけど、止めようがない。破られない前提という認識をも変えなきゃいけないなって思う」
愛知県に住む会社員の女性も、この不正アクセスでおよそ430万円を失いました。
愛知県在住の会社員の女性:
「被害にあった当初は頭が真っ白になりました。今後はこれを機に強固なセキュリティ環境を構築したいと考えています」
GMOは、システムを利用していた人から不正利用の相談は受けているものの、「有無や範囲については、引き続き調査中」としています。
・10歳若返る?「ジャパニーズウォーキング」…“1日30分”で1万歩歩くよりも効果的 道具いらずで海外で話題【Nスタ解説】
・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
