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いま「かけっこ教室」が人気のワケ プロが教える「速く走るコツ」と習い事の助成金【Nスタ解説】

経済
2025-09-17 20:59

子どもが通うかけっこ教室の月謝は7700円。いま、かけっこ教室が人気になっているそうです。


【写真を見る】オリンピック銀メダリストに聞いた“速く走るコツ”


世界陸上の反響が? かけっこ教室が人気の理由

出水麻衣キャスター:
月4回コース「7700円」のかけっこ教室。いま、かけっこ教室が人気になっているそうです。


都内でかけっこ教室を開いている「KIZUNA TOKYO」の月4回コースは7700円となっていて、対象は未就学児~小学生まで。創設した3年前は会員が5人でしたが、現在は40人まで増えたということです。


今、世界陸上が盛り上がっていることで「KIZUNA TOKYO」にも反響があったようです。


16日、東京・杉並区で行われていた「かけっこ教室」。


かけっこ教室に通う子ども
「体をうまく使って速く走りたいです」
「サッカーやってる子がめちゃくちゃ足速くて、その子に勝ちたい」


参加した子どもたちは、東京で開催中の世界陸上に夢中になっているようです。


Nスタ
「世界陸上見たことある人」

子どもたち
「はーい!」


世界陸上の盛り上がりから、こんな反響も…


KIZUNA TOKYO 三田翔平 代表
「今回みたいな世界陸上が始まって、子どもたちがテレビを見て、運動会で僕もこんな風に走りたいみたいな形で(問い合わせが)増えてきている実感はあるかなと」


SNSの閲覧数も2倍以上になったと言います。


近年、かけっこ教室が人気だという理由については…


KIZUNA TOKYO 三田翔平 代表
「外で遊ぶ子たちは絶対的に減ったなっていうのは感じます。子どもたちをもうちょっと運動させたいとか、そういう場を設けたいっていう親御さんの気持ちはすごくあるかなと思いますし、そういう需要はすごくあるかなっていうのは感じます」


習い事に助成金を出してくれる自治体も

出水キャスター:
タレント・プロゴルファーで、3児の母でもある東尾理子さんは、子ども3人ともかけっこ教室に通わせているそうです。

かけっこ教室がおすすめな理由として、▼多くのスポーツで基礎になり、体力やストレッチ方法を学ぶことによってケガの予防にもなるということです。また、▼道具を買う必要がないので、始めるハードルが低いことからおすすめということでした。


私が注目したのは、「習い事に助成金が出る」ということです。


例えば、塾や家庭教師、スポーツ教室に対しても自治体がそれぞれ助成金を出しています。


大阪市の例で見てみると、対象は小学5年~中学3年まで、月額1万円まで出ます。これは市が認定した事業者の4800以上の習い事に対して利用が可能で、65%の子どもたちが利用しているということです。

そして、千葉・南房総市でも同じように、対象は小学5年~中学3年まで、金額は小学生が年間4万8000円まで、中学生は年間6万円まで出ます。これも市が認定している事業者の習い事に対して使えるということです。


他にも様々な自治体が実施していますが、利用者に制限があるところもありますので、自分の住んでいる自治体を調べて、どのような助成金があるかどうかチェックしてみてください。


そんな中、手軽に利用できるかけっこ教室も紹介していきます。


東京マラソン財団が主催しているかけっこ教室は、基本的に第2・第4日曜日に新宿御苑で早朝に開園して開催しています。対象は小学生、参加費は1500円です。次回は9月28日(日)に開催予定です。


別途、ファミリー向けのスポーツ教室もあるのですが、日本代表経験もあるような講師が来るということで、こちらに参加するのも面白いかもしれません。


オリンピック銀メダリストに聞いた“速く走るコツ”

出水キャスター:
最近の小学生の50m走平均タイムで少し気になるデータがあります。

スポーツ庁の資料によりますと、2015年度では男子は9.37秒でしたが、2024年度は0.1秒ほど遅くなり、9.5秒でした。女子も2015年度では9.62秒でしたが、2024年度は9.76秒と少し遅くなっています。


コロナ禍を経て、外で遊ぶ機会が減ったということや、タブレットなどを使うスクリーンタイムが増えているという生活様式の変化もあるのではないかということです。


「足が速くなりたい」という願望は、大人でもありますよね。そこで、世界陸上で解説も担当している、2008年の北京オリンピック™で4×100mのリレーで銀メダルに輝いた高平慎士さんに速く走るコツを聞きました。


【速く走るコツ】
▼姿勢は、まっすぐ(気をつけの姿勢)
▼目線は、まっすぐ前を見る。スタートや加速の場面では体(前傾している体勢)に対し、直角になるように目線を保つ。
▼大きく・速く腕を振る。グーでもパーでもOK、リラックスして。
▼上がった足を自分の体の真下におろす。(×前に振り出す・後ろに蹴る)


高平さんに聞いたところ、「大人も20~30m走だと実感はできないが、習えば速くなるポテンシャルはある」ということでした。


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