農水省が精米能力の調査結果を公表 小泉農水大臣「相当余力がある」
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農林水産省は、備蓄米が流通する上で課題となっていた精米能力について、余力が半分以上あると回答したコメの卸売業者がおよそ4割に上っているとの調査結果を公表しました。
小泉進次郎 農林水産大臣
「実際、蓋を開けてみたら、相当余力があることも分かった。精米ができる環境まで実現をさせる」
備蓄米をめぐっては、これまで卸売業者などから「精米が追いつかない」と指摘され、農水省が調査していました。
調査結果によりますと、回答があった468事業者のうちおよそ4割で、精米できる余力がまだ半分以上あるということです。
余力分を最大で稼働させた場合、1日あたりおよそ1万トンの精米ができるとしています。
結果を踏まえ、小泉農水大臣は余力のある卸売業者を小売業者とマッチングさせることで、備蓄米の流通をさらに加速化させていく考えを改めて強調しました。
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