韓国の「非常戒厳」宣言からきのうで1年。ソウルで市民らがデモ行進し、「民主主義を脅かされたことを忘れないように」などと訴えました。

記者
「氷点下5℃と厳しい寒さの中、国会前では市民たちがデモ行進しています」

ソウルできのう夜、「非常戒厳」宣言から1年になるのに合わせ、市民らが国会の前を練り歩き、「民主主義の破壊を許さない」などと声をあげました。

「1年が過ぎたが、内乱は終わっていない。完全な民主主義を破壊する行為で、このような行為を私は許さない」

当時の尹錫悦大統領が宣言した「非常戒厳」は6時間ほどで解除されましたが、韓国社会は大きな混乱に陥りました。

李在明大統領は、12月3日を「国民主権の日」に指定する意向を示しています。

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