
アメリカのトランプ政権がテロ組織とみなす麻薬カルテルを攻撃するため、メキシコに米軍を派遣する計画の検討を始めたとアメリカメディアが報じました。
アメリカのNBCテレビは、3日、政府当局者や元政府当局者らの話として、トランプ政権が麻薬カルテルを攻撃するため、アメリカ軍や情報部員をメキシコに派遣する計画の検討を始めたと伝えました。
計画は、メキシコ国内での地上作戦を含むもので、麻薬カルテルのメンバーや麻薬関連施設を標的にした無人機による軍事作戦なども想定されているということです。
作戦には特殊部隊のほか、CIA=アメリカ中央情報局の当局者らも参加。訓練はすでに始まっているということですが、早期実現の見通しは立っていないということです。
トランプ政権は、これまでベネズエラなどに焦点を当て、カリブ海や東太平洋で「麻薬密輸船」とされる船を繰り返し攻撃してきましたが、メキシコへの派兵に踏み切れば、中南米諸国との緊張がさらに高まることが懸念されます。
・「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
・「彼女から告白を受けていた」26年前の未解決事件、逮捕された安福久美子容疑者は被害者の“夫の同級生” まさかの人物に夫は…「事件の前年OB会で…」【news23】
・【全文公開】トランプ大統領「日本という国を尊敬」日米首脳会談で「日本もかなり自衛隊や防衛を増加すると聞いている」など冒頭発言
