世界自然遺産の島、鹿児島県の屋久島で、最大の縄文杉に匹敵する巨木の存在が明らかになり、JNNのカメラが初めて撮影しました。
屋久杉は屋久島に自生する樹齢1000年を超える杉のことで、今回撮影されたのは、現在見つかっている屋久杉の中でも最も大きい「縄文杉」に匹敵する巨木です。
幹の周りはおよそ16メートルです。
屋久島では高度経済成長期に屋久杉の大量伐採が行われましたが、この島で林業に従事する「山師」と呼ばれる人たちが伐採せずに残していたもので、樹齢2000年以上とみられます。
山師 本田實さん(2023年)
「縄文杉より大きいんじゃないかという木が何本もまだ残っている」
この他にも、幹回りが20メートル以上とみられる巨木の存在も明らかになりました。
山師 本田竜二さん
「大事にこれは残すべき木だと、先代は言っていましたね」
今回撮影した巨木は、山師の間だけで存在が語り伝えられていたもので、JNNの取材班が特別に許可を得て山師の案内で森に入り、テレビカメラで初めて撮影しました。
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