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森保ジャパン、南米の強豪・パラグアイと2-2の引き分け 先制許すも後半ATに上田綺世が執念の劇的同点弾【国際親善試合】

スポーツ
2025-10-10 21:47

■サッカー男子 国際親善試合 日本代表 2-2 パラグアイ代表(10日、大阪・パナソニック スタジアム吹田)


サッカー男子日本代表(FIFAランク19位)は、国際親善試合でパラグアイ代表(同37位)と対戦し2-2で引き分けた。前半、パラグアイに先制を許した日本だが、26分に小川航基(28)のゴールで1-1の同点に追いついた。後半立ち上がりにセットプレーから南野が押し込み、勝ち越しかと思われたがオフサイドで幻のゴールに。その後もボールを保持し試合を支配していた日本だが19分、パラグアイにヘディングシュートを決められたが、途中出場の上田綺世(27)が後半アディショナルタイムにゴールを奪い、土壇場で2-2の同点に追いつき引き分けた。
 


森保ジャパンのスタメンはGKに鈴木彩艶(23)。DFは渡辺剛(28)、瀬古歩夢(25)、鈴木淳之介(22)の3人。MFには伊東純也(32)、南野、堂安律(27)、田中碧(27)、中村敬斗(25)、佐野海舟(24)が入り、FWは小川の1トップとなった。


日本は立ち上がり、まずファーストシュートを放つ。前半5分、右サイドを駆け上がった伊東が相手ゴール前へクロスを放り込むと、走り込んだ小川が頭で合わせるが、枠の左に外れた。20分にはパラグアイに速攻を許し、ペナルティエリア内でGK鈴木と1対1の場面を作られるが、シュートではなくパスを選択されピンチを脱する。しかし、その1分後にセンターサークル付近からゴール前に縦の浮き球を通され、M.アルミロン(31)に強烈なシュートを許し、パラグアイに1点を先制されてしまう。


それでも日本は26分、敵陣のペナルティエリア手前で、ショートパスを受けた小川が、振り向きざまに強烈なシュート。相手GKに弾かれるが、高く上がったボールはそのままゴールに入り、日本が1-1の同点に追いつく。その後も日本はサイド攻撃やセットプレーなどで再三に渡りパラグアイゴールに迫る。試合の主導権を握った日本だったが得点を奪うことはできず、1-1の同点で折り返した。
 


後半4分、伊東のコーナーキックに小川がドンピシャのタイミングでヘディングシュートを放つが、相手GKにセーブされる。その直後にはショートコーナーから、堂安のクロスに南野が押し込みゴールネットを揺らした。しかし、南野がオフサイドの判定を受け幻のゴールに。


怒涛の攻めを見せ試合を支配する日本。しかし、パラグアイに一瞬の隙を突かれる。19分、ハーフウェイライン付近から速攻を許し、最後は自陣右サイドからのアーリークロスをD.ゴメス(22)にヘディングシュートを決められる。イングランド・プレミアリーグのブライトンで三笘の同僚の一撃で、1-2と勝ち越しを許してしまう。


日本は21分には鎌田大地(29)、斎藤光毅 (24)。33分にも町野修斗(26)、相馬勇紀(28)とフレッシュな戦力を投入し、ゴールを狙うがボールを回す相手に攻撃の糸口を見いだせない。じりじり時間だけが過ぎていく。それでも後半アディショナルタイム、44分に入ったばかりの上田が、右サイドからのクロスを頭で押し込み、2-2の同点に追いつき、何とか引き分けに持ち込んだ。


2026年ワールドカップアジア最終予選を7勝2分け1敗の1位通過で、8度目となるW杯出場権を獲得した日本代表。今年9月のアメリカ遠征では、メキシコ戦で0―0、アメリカ戦では0―2で敗れるなどノーゴールに終わったが、森保一監督(56)は2日の会見で「これまで通り一戦一戦、勝利にこだわって勝利を目指して戦うということをしっかり持ちながら、チームの積み上げになっていけるように、戦術そして選手を試すというところをチャレンジしていければ」と、意気込みを語った。


【キリンチャレンジカップ日程】
10月10日 日本代表 2-2 パラグアイ代表
10月14日 日本代表 VS ブラジル代表 @東京/東京スタジアム

*写真中央が同点ゴールを決めた上田選手


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