
オールスターナイト陸上(9日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子100mハードル決勝が行われ、日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)と日本選手権2位の中島ひとみ(30、長谷川体育施設)が激突。中島が12秒71(+1.1)で優勝し、福部は12秒74で2着に入った。中島は2度目となる東京世界陸上参加標準記録(12秒73)突破。福部は今季のシーズンベストをマークしたが、参加標準記録にあと0秒01届かなかった。
昨年のオールスターナイト陸上で12秒69の日本新記録を樹立した福部にとっては相性のいい大会。スタートから飛び出しトップに立つが、中盤に入ると中島が加速しゴール直前で福部を抜き、中島が1着、福部が2着でフィニッシュした。2人の差はわずか0秒03の接戦だった。ゴール直後、福部と中島は並んで座り、福部は祈るような表情で電光掲示板を見つめたが、記録が出た瞬間、福部は両手で顔を覆いレーンに倒れ込んだ。
福部は7月の日本選手権では、田中佑美(26、富士通)、中島に次いで3位に入った。8月3日に行われた富士北麓ワールドトライアルの予選で12秒80の大会新記録をマーク、決勝を棄権していた。
中島は7月の日本選手権で2位に入ると、7月23日のフィンランドで行われた国際大会で、日本歴代2位の12秒71をマークして優勝。東京世界陸上の参加標準記録(12秒73)を突破し、初の代表入りへ大きく前進した。
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