
■MLB ドジャース 5-4 ジャイアンツ(日本時間16日、ドジャー・スタジアム)
【一覧】MLB ロサンゼルス・ドジャースの試合予定と結果を振り返る
ドジャースの大谷翔平(30)が16日、本拠地のジャイアンツ戦に“1番・DH”で出場し、3打数3安打1四球、打率は.297。4打席全て出塁し、今季8度目の3安打をマークした。チームも逆転勝利でジャイアンツに勝ち越した。
試合前にD.ロバーツ監督(53)は大谷のリハビリ登板に関して「どの日になるかはまだ決めていませんが、来週の頭には打者相手に投げる予定です」と話していたが、「とにかく投げたくて仕方がない様子で、とても興奮しています。それに翔平自身からも“ライブBPでエネルギーを消費するくらいなら、試合で使おう”という趣旨の話がありました」と本人が実戦で投げたいという話があったと語った。
すると、試合後にドジャースの公式SNSに「大谷翔平はあす、パドレスとの対戦で先発投手として登板する予定」と投稿した。
試合後、ロバーツ監督は「翔平はかなりうずうずしています。われわれにとっては良い兆候です。おそらく最初は1イニングになるでしょう。ライブBPやシミュレーション登板はやり切った感がありますし、マウンドに立つ準備は整いました」とコメント。
「マーク(・プライアー投手コーチ)やアンドリュー(・フリードマン編成本部長)、医療スタッフと話し合い、“3イニングのライブBPは身体への負荷が大きい。それならその球数を公式戦で使おう”という結論に至りました。彼自身が“メジャーの試合で投げる準備ができた”と伝えてきたのです」と改めて大谷自身からのリクエストと口にした。打席には立つのかという質問には「はい、入ります」と二刀流での起用を明言。
ドジャースに移籍して初登板となるが「 すごく興奮しています。私はまず野球ファンですから、実際の試合で彼が投げるときのスタジアムの熱気はとんでもないことになるでしょう。ここまで慎重に段階を踏んできましたし、翔平とも綿密にコミュニケーションを取ってきました。実現すれば、野球界にとっても、チームにとっても素晴らしいことですし、何より翔平本人のために嬉しいです」と指揮官は笑顔で応えた。
大谷はここまで3回の実戦形式の打撃練習に登板、しかし、スライダーを解禁したのは5月21日で約1か月しかたっていない。それでも2023年8月24日以来、663日ぶりに大谷翔平が“二刀流”で復帰する。
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