
■プロ野球 西武7-1楽天(29日・ベルーナドーム)
西武の高橋光成(28)が29日、今シーズン5回目の先発マウンドで6回4安打無失点の力投。2023年9月10日の日本ハム戦以来、597日ぶりとなる白星をあげ「お待たせしました。すみません!」とお立ち台で笑みがこぼれた。
一昨年まで3年連続二桁勝利をあげていたエースが、もがき苦しんで掴んだおよそ2年ぶりの勝利。ファンはもちろんのことだが、高橋にはその姿をどうしても届けたい人がいた。歓喜の直後、スタンドを見つめ笑顔で手を振った先にいたのは、去年のシーズン中に生まれた第2子だった。高橋はこの日までに、球団ワースト記録を更新する屈辱の13連敗。「まだ勝ってるところを見せられてなかったですね」と苦しかった日々を思い浮かべる。
試合後、着替えを済ませ急ぎ足で子供のところへ向かうと「ねえ、見たー?見てたー?」と頬を緩め「やっと、これでお父さんになれた」と父親の表情になった。「勝ちまくりましょう、残りの試合全部」と愛する子供に誓う。この1勝が、きっと流れを変える。
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