
■織田幹雄記念国際陸上競技大会(29日、広島広域公園陸上競技場)
男子100m決勝では井上直紀(早稲田大)が10秒12(+0.4m)をマークして優勝。樋口陸人(25、スズキ)が10秒14で2位。桐生祥秀(29、日本生命)が10秒15の3位に入った。
レースは上位5人が0.03秒以内の激戦となり、井上は電光掲示板で順位が分かると右手を上げてガッツポーズ。
「今日は優勝を目標としていたので、達成できてうれしい」と有言実行の井上は、「後半しっかり走れて、最初(他選手)に出られても落ち着いて走ることができて、強みが生かせた」とレースを振り返った。
さらに「自分としてはまだ(タイム)出る自信はある。日本選手権(7月)が一番の勝負のところだと思うので、そこでしっかり勝ち切れるように」と世界陸上代表への意欲を示し、
桐生ら日本を代表する選手たちとの一戦に「偉大な選手たちと走れて光栄に思う」と充実のレースとなったようだ。
織田記念の大会記録は2013年に桐生が出した10秒01。その桐生は予選では追い風参考ながら10秒06(+2.7m)の全体トップで通過。決勝では優勝争いを繰り広げるも及ばず。
桐生はレース後「400日ぶりくらいに(10秒)1台、0台で走れたので、まだまだ成長したいし、ここで諦めずにもう一回自己ベストを出せるようにしたい。僕が勝つんだという思いで試合に臨みたい」と今後の戦いに向け、意気込みを語った。
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