
嵐・二宮和也さんが、初めての新書『独断と偏見』のメディア向け合同取材会に登壇しました。
【写真を見る】【 二宮和也 】 42歳の誕生日に新書『独断と偏見』発売 1番最初は「色のペンを買いに行きました」 故ジャニー喜多川氏への思いも赤裸々に告白「出てきて謝ってほしい」
本作は、あえて文字だけの表現に挑戦し、40代になった二宮さんがこれまで考えてきたこと、いま考えていることをさまざまなテーマで縦横無尽に語る1冊。
二宮さん42歳の誕生日である、今月17日に発売されます。
二宮さんは“僕が独立をして、お問合せフォームを作った所に野呂さん(担当編集者)からメールがきて。「あなた(二宮)の言葉をよく思い出すし、励みになって頑張ってこれたので、お守りとして1冊の本にしたい」というのがキッカケでした。僕自身が、自分の言葉に力が宿ってるとか、誰かを動かすとか、そういうことを考えてもなかったので、「はぁ」という感じだったんですけど、(野呂さんを)信じていたので、「じゃあやってみるか」という形になりました。”と長い付き合いだという編集者への信頼を見せつつ、新書発売のキッカケを明かしました。
出来栄えについて“直す所は直したし、もっと分かりやすくしたい所は分かりやすくした。いつもみたいに最後、編集の方にまとめていただく作業が今回はなかったので、わりとダイレクトに、その言葉が届いたらいいなって思う”と、本格的に本作りへ初挑戦したことも告白。“1番最初に(編集者に)言われたのは、「黒ペンで書かないでくれ」って(笑)色付いてるペンで書いてくれって言われて、色のペンを買いに行きました”と語り、笑いが起こりました。
続けて、“「このニュアンスをこうしてほしい」っていうのを書き換える作業と、「この言っていることは、こういう内容なんだ」って内容を全部書き換えちゃう作業と、始めと終わりを全部書く作業をやった。新しい体験でした”と、回顧しました。
記者から、発売を前に心境を聞かれると、“この新書が世の中に出てから感じることの方が多いのかな。それを読んだ人が、どこが自分にとってシックリくる設問なのかっていうのが見えてきた段階で「あ、そういうことなんだ」って自分の中で合致してくるのかな”と語り、“同世代はもちろん、若い世代であったり、もう一つ上の世代であったり、働き方の価値観が違う世代の人たちはどういう風に思うのかは興味深い”と、特に読んでほしい世代へ向けてアピール。
また、旧ジャニーズ事務所や所属グループ・嵐についても、二宮さんの思いが赤裸々に語られている本作。
“僕自身も「なぜこのタイミングなんだろう」っていうタイミングで、嵐が活動再開してる。(メンバーの)誰かが決めたわけじゃない。「やるか〜」みたいな感じになって、集まって再開してるので、(出版社側は)「6月17日の誕生日に新書を出そうよ」って決めて動いてたら、勝手に嵐が再開したみたいな(笑)”と、笑いを誘いながら明かしました。
「いま、1番会ってみたい人」という本著の設問で、「ジャニー喜多川に謝ってもらいたい」と答えている二宮さん。“向こうの事務所に在籍している時でも、普通に書いていたかなと思う。この本を作る大元にいる人。あの人が人様に迷惑をかけずに生活してくれていれば、僕がずっと所属していた事務所は無くならなかったし、僕がこういう道を辿ることもなかっただろうし。でも、あいつは何も言わねえんだよな...みたいな。僕はずっと、世間様が言われているような事柄とは別軸で彼にはそう思っていた。生きてる頃から喧嘩も言い合いもするし、自由に発言していたタイプだったので。もっと言うと、これは僕の完全な偏見ですけど、そうしてもらいたいタレントはいっぱいいたんじゃないかなと思ってます。言えない人たちもいるし、言いたくない人たちもいるだろうし、そこはすごくセンシティブだなと思ったけど、僕に対してこの問題のセンシティブさはそこまで無かったので、出てきて謝ってほしいなっていうことをお答えした”と、説明しました。
そして二宮さんは、“自分の誕生日にまさか新書が出るとは思っていなくて、1冊にまとめることが出来たっていうのを1人でも多くの方々に届けていただければと思います”と、アピールしました。
記事中写真:撮影/Sai
【担当:芸能情報ステーション】
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