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【” 車椅子アイドル ” ・猪狩ともか 】 「誰かの助けが無いと私は死にます」 ホテルでの避難行動時に痛感 「実際有事が起きても瞬時には動けない」

エンタメ
2025-06-15 19:36

脊髄損傷のため車いすで活動する、アイドルグループ【仮面女子】の猪狩ともかさんが自身のX(旧ツイッター)を更新。
滞在先のホテルで起きた出来事について綴りました。
 


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猪狩ともかさんは「【誰かの助けが無いと私は死にます。】」「数時間前のことなので記憶が新しいうちにポストさせてください。」と、投稿。

続けて「日付が変わって6月15日の深夜4時。仮面女子のツアー中に名古屋のホテルで宿泊していたのですが、2階の部屋に女性マネージャーと一緒に就寝中、けたたましい火災報知器の警報音で目が覚めました。」と、綴りました。


そして「最初は隣のビルから聞こえてきてると思い『うるさいなぁ』と思っていました。しばらくすると部屋の中でも警報音が鳴り始め、これは只事ではないと思い急いで避難の準備を始めました。」と、記しました。

 



猪狩ともかさんは「しかし私はあろうことか、ほぼ肌着状態だったので急いで服を着ましたがこの時点で相当な時間をロス。さらに私は下半身が麻痺していて、車椅子での避難なのでそこでも時間をロス。普段からSNSで『有事の際をイメトレしてガスコンロを置かない』などと言っていますが、実際有事に遭遇しちゃうと完全なイメトレ不足ということが露呈しました…。」と、投稿。


続けて「部屋の外に出ると、エレベーターは当然停止中。階段で降りていく宿泊客たちに混じって避難しようと、車椅子の私は動きが遅いですが女性マネージャーと一緒に避難してました。」「『仮に私たちがいる2階が出火元だった場合、この時点で命を失うリスクが相当あるな…。』と感じていた時、見ず知らずの男性が『手伝いましょうか?』と声をかけてくださり、おんぶで運んでもらうことになりました。」と、綴りました。

そして「車椅子は女性マネージャーともう一人の女性が運んでくれました。更に途中で脱げた靴を別の女性がひろってくれました。」と、記しました。


更に「なんとか外に出ることができて、しばらくしたら誤作動とのお知らせ。部屋に戻る人たちのエレベーター行列ができていましたが、無事部屋に戻ると急いで出たからインキーしていたことに気付いた私は、呆然としながら部屋の前で立ち尽くすのでした。立ってないけど。」「私一人が避難するために5名程の方が、自分の命を危険に晒すかも知れないのに避難を手伝ってくれました。」と、説明しました。
 



猪狩ともかさんは「今回実感したことがあります。」と、投稿。

続けて「・実際有事が起きても瞬時には動けないこと。」「深夜で就寝中ということもありましたが、警報音が鳴ってもすぐには動けませんでした。」と、綴りました。


そして「・下半身不随の私は有事が起きた際、人の助けが無いと避難が難しいこと。」「仮に今回出火元が私の宿泊する2階で、火の手が迫っており更に助けが無かったら、避難が遅れて死んでいたかも知れません。」と、記しました。
 





更に、猪狩ともかさんは「今回学んだこともあります。」と、投稿。

続けて「★必ず避難経路は確認しておく。」「障害があってもなくても当たり前のことかも知れませんが、ライブの疲れもあって今回はできていませんでした。」「心のどこかで『有事は起こらない』と甘い考えでいたかも知れません。今後徹底したいと思います。」と、綴りました。


そして「★肌着だけでは寝ない。」「最低限の服を着用するだけでも貴重な避難時間をロスしてしまうからです。」と、説明しました。


最後に、猪狩ともかさんは「改めて今回避難を助けていただいた女性マネージャー、そして宿泊客の皆さんに心から感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。」と、感謝を綴っています。
 




猪狩さんは2018年4月に強風で倒れた看板の下敷きになってしまう事故に遭い、全身に重傷を負った上に、脊髄損傷により両下肢麻痺となってしまいました。現在、車椅子での生活を送りながら、アイドルとしての仕事に邁進しています。





【担当:芸能情報ステーション】


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