
アメリカのトランプ大統領は、イランへの攻撃を再開するかの判断について「急いでいない」と述べました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は2日、トランプ大統領に電話インタビューした内容を報道しました。それによりますと、トランプ氏はイランへの攻撃再開の判断について「急いでいない」と話しました。
トランプ氏はアメリカが「何らかの行動を起こす」としたものの、「イランは財政的に破綻している」と指摘し、アメリカが優位にあると強調。当面は交渉を優先する姿勢を示唆しました。
イラン情勢をめぐっては、3日の中間選挙が終わればトランプ氏が再攻撃に踏み切るとの見方が取りざたされていましたが、再攻撃は原油価格の上昇につながります。
トランプ氏の今回の発言は、投票日を前に、原油価格高騰をめぐる有権者の不満を鎮めたい意向もあるものとみられます。
記事によりますと、バンス副大統領やウィットコフ特使は戦闘再開に慎重な姿勢で、交渉による合意を模索するようトランプ氏に促していますが、ヘグセス国防長官やイスラエルのネタニヤフ首相は戦闘再開を訴えているということです。
こうしたなか、アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、アメリカ軍が2日、ホルムズ海峡に近いイラン南部のゲシュム島に限定的な攻撃を行ったと伝えました。
アメリカ軍はこの攻撃のほかにもここ数週間、秘密裏にイランに対する小規模な攻撃を行ってきたということです。
ただ、アメリカの当局者は一連の攻撃について、「イランがホルムズ海峡で商船を攻撃できないようにするための防御的なものだ」などと説明しています。
また、大規模な戦闘再開の意図があるとイラン側に受け取られないよう、作戦は秘密裏に進められたということです。
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