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【米中首脳会談】議題は米中で覇権争いの「AI」 技術革新を進める中国の開発企業は“AI脅威論”をどうみる?【news23】

海外
2026-09-25 01:58

「リン・ユー・ロボティクス」社長の金戈さん。去年、AIを搭載したロボットを開発する企業を立ち上げました。


リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「私は日本の『ガンダム』を見たり、『スーパーロボット大戦』のゲームをして育ちました。ロボットを使って人間の仕事を代替することは、私にとって常に究極の夢だった」


会社では、世界トップクラスの清華大学で博士号を取得した若きエリート社員たちが、日夜、最先端のロボットの開発を行っています。ロボットの特徴は「遠隔操作」です。


記者
「自分の手とほぼ同じような感覚で目の前のものを、ロボットをコントロールして、このようにぬいぐるみを掴んで袋の中に入れることができました」


店での接客だけではなく、災害など過酷な作業現場での活用を想定する一方で、飼い主が家にいなくてもペットと遊ぶことができます。


次の目標は、人の手を借りずに動く、ロボットとAIが融合したいわゆる「フィジカルAI」の開発です。


リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「十分なデータを収集したあと、ロボットが自ら考えて動く状態に移行させることができる」


日本でも話題になった「ロボット運動会」でも活躍しました。


記者
「はやい、はやい!あっという間にゴールに向かってくる!」


中国の急速なロボット開発に懸念を抱いたアメリカは今年7月、安全保障上の理由から中国製造の人型ロボットの新規輸入などを原則禁止していますが…


リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「国内市場での需要が供給を上回り、順調に売れている。焦ってアメリカ市場を開拓しなければならない状況ではない」


中国政府はAIの市場規模の目標額を220兆円以上としていて、ロボットやAIをめぐる米中の覇権争いは激化しています。23日、国連・安全保障理事会でも「AIリスク」について議論が。


オープンAI サム・アルトマンCEO
「AIの利益があまりにも大きいからと、過度にリスクを受け入れるべきではない。他社との競争に勝つことは軽率な判断を下す理由にはならない」


さらに、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOも、「適切に管理されなければ、AIは人類全体にとってのリスクとなり得る。一企業だけでは対応できない、世界規模の問題だ」として国際的な安全基準の構築を呼びかけました。


一方、トランプ大統領は中国との競争を続けるべきだと強硬に主張。


アメリカ トランプ大統領
「アメリカはAIで中国をリードしている。世界で最も先進的な国であり、これからも維持したい。AIを制する者が勝つのだ」


中国も開発の抑制には消極的で、「AI脅威論」に反発。国際的な協力機構を発足させ、自国主導のAI開発を狙っています。


中国 習近平国家主席
「AIは人類共通の知恵の結晶であり、貴重な財産。国際的な合意に基づくガバナンスの枠組みを早期に構築し、この先端技術がより良く人類社会に貢献するようにすべき」


中国のロボット企業トップも…


リン・ユー・ロボティクス 金戈社長
「サイバー攻撃やセキュリティへの懸念は、研究開発を行う際には最優先の問題として対処している。AIの発展は間違いなく世界をより平和に導く」


AIをめぐる国際協調も議題となるとみられる米中首脳会談。2つの超大国の出方を世界が注視しています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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