タイとカンボジアの軍事衝突をめぐり、アメリカのトランプ大統領は両国の首脳と電話会談し、両国が停戦に向けた協議を早期に行うことで合意したと明らかにしました。
トランプ大統領は26日、SNSで、タイのプムタム首相代行とカンボジアのフン・マネット首相とそれぞれ電話会談し、国境地帯での軍事衝突について停戦を求めたと明らかにしました。両国が早期の対話を行い、停戦を協議することに合意したとしています。
24日に始まったタイとカンボジアの軍事衝突は26日も続き、両国合わせて30人以上が死亡しています。
トランプ氏は「両国とも即時の停戦と平和を望んでいる」と強調。「トランプ関税」をめぐる交渉に触れ、「戦闘が続いている限り、いかなる合意も結ぶつもりがないことを両国に伝えた」とした上で、「平和が実現して両国と貿易協定を締結することを楽しみにしている」と呼びかけました。
国連のグテーレス事務総長は26日、タイとカンボジアの軍事衝突について、「人命が奪われ、民間人が負傷し住宅などが破壊されている悲惨で不必要な行為を非難する」との声明を発表しました。
さらに、両国に対し、「直ちに停戦に合意し対話での問題解決を強く求める」と訴えました。
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