イスラエルとイランによる攻撃の応酬が激しさを増しています。
イラン国営メディアは、15日の夜に、イスラエルに向けて少なくとも50発のミサイルが新たにイランから発射されたと伝えました。
記者
「大きな爆発音です。ものすごい大きな爆発音が響いています。着弾か、迎撃音か、シェルターの中でも響いています」
イスラエル政府は14日の夜から15日の昼にかけ、イランからミサイル200発以上が発射され、このうち22発が着弾したと発表。AP通信によりますと、これまでに14人が死亡し、390人がけがをしたとのことです。
こうしたなか、ネタニヤフ首相は子どもが巻き込まれ死亡したとする現場を視察し、「イランは非常に重い代償を払うことになるだろう」として、攻撃を継続すると強調しました。
一方、イランでも被害は拡大しています。イランメディアはイスラエル軍が15日、国防省本部を攻撃したほか、イランの核施設や燃料関連施設などを標的に攻撃を実施したと報じました。
イスラエル軍が政府機関やエネルギー施設などにも攻撃を拡大していくなか、AP通信はイランでこれまでに少なくとも406人が死亡したと伝えています。
イラン アラグチ外相
「我々の行動は自衛のためだ。この防衛は完全に正当なものである」
こうした状況を受け、イランのアラグチ外相は会見で「イスラエルとの紛争拡大は望んでいないが、自国は守る」として、イスラエルへの攻撃を継続する姿勢を示唆しました。
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