「タコパ」といえば「たこ焼きパーティ」ですが、最近は「タコスパーティ」になるほど、タコスが大人気になっているようです。その理由を取材しました。
【写真を見る】人気上昇中のタコス 「アメリカン」と「メキシカン」の違いは?
今どき「タコパ」はタコス!? “第一次タコスブーム”
ぷりっぷりのエビにアボカドや新鮮な野菜などを薄い生地で包んだメキシコの国民食「タコス」。
東京・渋谷のタコス専門店「TEXMEX FACTORY」は、平日の昼間から多くの人で賑わっています。
お目当ては、1480円のタコス食べ放題(平日限定)。しかも、時間無制限とあって、みなさんも気合が入ります。
このお店のタコスは、1個490円から。だから4個食べれば、十分元をとることができます。
なぜここまで人気なのでしょうか。
TEXMEX FACTORY 商品開発 岩本巧さん
「若い方でも、お年の召した方でも食べやすいっていうのが一番ある。渋谷だけでもお店がすごく増えてますし、流行ってきているなという実感もある」
タコスが食べられる「メキシコ料理店マップ」を見てみると、2020年に全国で250軒ほどだった登録件数が、今では417軒に増加しています。
ほぼ毎日タコスを食べているというトルティーヤ研究家は…
トルティーヤ研究家 吉川孝一郎さん
「長い日本のメキシコ料理やタコスの歴史を見たなかでは、第1次ブームなのか、食文化の根づきの始まりなのではないかと言えると思う」
Nスタスタッフの中には、おうちでタコスパーティを開催している人もいます。「手巻き寿司のような感覚で、自由に組み合わせられること」が魅力だといいます。
いまやタコパといえば、「たこ焼き」よりも「タコス」の時代かもしれません。
ブームにもなっている「タコス」ですが、大きく分けて「アメリカン」と「メキシカン」の2種類があります。
「アメリカンスタイル」の原料は、主に「小麦粉」で柔らかいトルティーヤ。
「メキシカンスタイル」の原料は、「トウモロコシ」で柔らかく、香りの強さが特徴のトルティーヤです。
「唯一無二な感じ」“独特”なタコスとは?
東京・世田谷区のタコス専門店「ロス・タコス・アスーレス 三軒茶屋」には、朝9時の開店前から並ぶお客さん。そのお目当ては、生地のトルティーヤが“独特”なタコス。
看板メニューは、低温で火入れをした柔らかい国産の豚肉に、カラッと揚げた豚皮がアクセントになる一品。
唯一無二のトルティーヤ、その正体は…
ロス・タコス・アスーレス オーナーシェフ マルコ・ガルシアさん
「メキシコから輸入したブルーコーンを使ってます。ほかのトウモロコシより栄養が高くて、独特な香ばしさがあるんです」
使っているのは、日本では珍しいメキシコ生まれの「ブルーコーン」。
生地は、すべて店内仕込みの自家製。トウモロコシを石灰水で湯がくメキシコの伝統的な製法で、より香りが強くなるそうです。
今が旬、鹿児島県与論島産のインゲンを、ほんのりスパイシーなチョリソーと合わせたタコスは日本とメキシコが融合した新感覚の味わいです。
さらに、メキシコでは朝ご飯でも「タコス」が定番。「本場の食文化を体験してほしい!」と、朝からタコスを提供しています。
手軽だけど、実は奥深い「タコスの世界」。みなさんも味わってみてはいかがですか?
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