静岡県伊東市の田久保真紀市長、涙の失職決定です。
きょう開かれた伊東市議会の臨時会。補正予算案などが審議された後、田久保市長に対する2度目の不信任決議案が提出されました。
市議
「市議会を解散するという大義なき判断。暴君の所業。悪あがきであるともいえ、滑稽でしかない」
不信任案は賛成19、反対1の賛成多数で可決し、田久保市長はきょうをもって失職することが決まりました。
学歴詐称疑惑をめぐり、市長との対立が続き、混迷を極めた伊東市議会。およそ150日間続いた田久保市政に終止符が打たれた形です。
伊東市議会 青木敬博 副議長
「田久保劇場第1幕が終了しまして、第2幕に入るか入らないか、素直にエピローグにいってくれるかという感じ」
失職が決まった直後、報道陣を前に田久保市長が口にしたのは、感謝の言葉でした。
失職が決まった田久保真紀 市長
「慣れない仕事の中で職員の…ごめんなさい。職員の皆さまにサポートしていただいて、ありがとうございました。私の市長としての卒業証書は、市民の皆さまからすでにいただいている」
一方で、次の市長選に出馬するかどうかについては明言を避けました。
失職が決まった田久保真紀 市長
「この先の進退については、支援者と話し合いながら、自身も向き合って決めていきたい」
結局、多くの疑惑を残し、最後まで説明を尽くすことはなかった田久保市長。
伊東市では今後、50日以内に市長選が行われることになりますが、田久保市長の今後の動向に注目が集まります。
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