週明け告示となる自民党総裁選。高市・前経済安全保障担当大臣が正式に出馬を表明しました。政策に一部野党の主張も盛り込んだ高市氏。「野党との連立」についても意欲を見せました。
19日午後、総裁選への3度目の挑戦を正式に表明した高市・前経済安全保障担当大臣。
打ち出したのは、「経済成長の実現」。そして…
高市早苗 前経済安保担当大臣
「『JAPAN is back』こうもう一度、日本は声高らかに言わなくてはなりません。日本の国力を強くしていきたい、日本と日本人を心底、愛する者として」
会見中に出てきた「日本」という言葉は100回以上。外国人問題に対応する司令塔を設置するなどの保守層からの支持の回復を狙う政策も盛り込みました。
その他にも、立憲民主党が主張する「給付付き税額控除」の導入や、国民民主党が主張する「年収の壁」の引き上げに向け、制度を整備することなども掲げています。
高市早苗 前経済安保担当大臣
「基本政策が合致する野党と、できれば連立政権を組む、そこまで考えてやっていきたい」
会見中には、高市氏が思わぬ“謝罪”をする場面も…
司会・黄川田仁志 衆院議員
「えーじゃあ、一番奥の机の…顔が濃い方」
高市早苗 前経済安保担当大臣
「顔が濃い…なんてことを言う。『顔が濃い…』すみません」
司会をしていたのは、黄川田仁志衆院議員。
次の質問者にも…
司会・黄川田仁志 衆院議員
「じゃあ逆に1個手前の顔が白い…濃くない方」
高市早苗 前経済安保担当大臣
「すみません、司会者が…」
黄川田議員は、19日夜…
自民党 黄川田仁志 衆院議員
「不適切な表現で記者の数名の方を指したことを、お詫び申し上げたいと思います。なかなか特徴がない方、(特徴が)ない服だったりしたものですから、ついつい、そのような表現になってしまいました」
一方、小泉農林水産大臣は、自らの陣営の発足式に臨みました。
小泉進次郎 農水大臣
「昨年(総裁選は)結果が出なかったので、そこを忘れず最後まで緊張感を持って戦い抜いて勝ち抜こうと」
小泉氏にとって、心強い“援軍”も…
河野太郎 前デジタル大臣
「小泉進次郎さんを応援していきたい。解党的出直しが必要だというなかで、私が今やると、解党になってしまってもいけませんから」
また、JNNの取材で、小泉氏が「2030年度までに平均賃金100万円増を目指す」ことなどを公約に盛り込むことがわかりました。
週明けの告示に向け、すでに各陣営は決戦への備えを固めています。
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