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犬と育ったタヌキ、鏡に写った自分の姿をみて愕然…「納得いかない表情w」「衝撃を受けてるタヌキはじめてみた!」

国内
2025-07-31 07:20
犬と育ったタヌキ、鏡に写った自分の姿をみて愕然…「納得いかない表情w」「衝撃を受けてるタヌキはじめてみた!」
飼い主さんに抱かれて鏡の前にやってきたタヌキの「うどん」。その表情は…?
 自分のことを犬だと思っている保護タヌキに、鏡に写った自分の姿をみせてみたら…という検証動画に反響があり「衝撃を受けているタヌキはじめてみたw」「納得いかない表情が可愛すぎる」「後ろのワンちゃんも何となく気の毒そうな顔してるw」などの声が寄せられている。動画の投稿者で、行き場のない犬や猫を保護し、新しい飼い主と繋ぐ活動をしている「セカンドピース」(@second.peace.0707)の代表・田中希さんに、保護犬たちと暮らすタヌキ「うどん」くんについて話を聞いた。

【画像】鏡に映った自分を見て愕然とするタヌキ「うどん」

■『待て』も『座れ』もお手のもの! 犬すぎるタヌキ「うどん」くんの暮らしぶり

――1月に投稿されたリール『犬じゃなく自分がたぬきだったということに驚きが隠せないたぬき』が259万再生と大反響です。保護犬たちと一緒に育ったら“犬化”してしまったというタヌキの「うどん」くん。まずは飼育することになった経緯についてお聞かせください。

「うどんは元々、一般家庭で飼育されていたタヌキが繁殖した結果、飼育困難になり別団体さんにレスキューされた子です。犬のような行動をするとはいえ、彼は間違いなくタヌキなので飼育の難易度も高く、誰にでも飼える生き物ではありません。そこで、たくさんの動物がいる我が家へとやってくることになりました」

――はじめて動画を拝見したときは、タヌキの飼育そのものに驚きがありました。

「私もタヌキの飼育は初めての経験です(笑)」

――日本国内ではタヌキを含む野生動物の捕獲・飼育は原則禁止とされていますが、うどんくんはどういった扱いになっているのでしょうか?

「うどんを飼うにあたっては、念のため市に申請しましたが、一般家庭で繁殖した子のため野生鳥獣の捕獲、飼育禁止に該当せず、我が家で問題なく飼育できております。野生個体を保護することは法律違反となりますので、ぜひ皆さんにも覚えておいてもらいたいです」

――しっかり覚えておきたいと思います!

「また近年では、ペットショップなどでも稀にタヌキが販売されていることがあるんです。しかし先程もお伝えした通り、タヌキは簡単に飼育できる生き物ではありません。安易な気持ちで購入してペットにすることは控えていただけたら嬉しいです」

――今回の動画以外にも、うどんくんが自分を犬だと思っていそうな瞬間はありますか?

「小さい時にレスキューされ、犬に囲まれながら育ってきたうどんは、仕草や鳴き声こそ違いますが、犬のように『座れ』『待て』『お手』ができるタヌキに育ちました。おやつタイムには犬たちと一緒に並んでお座りをし、最前列を陣取っておやつの配給を待っています」

――ワンちゃんたちを仲間だと思っているのですね。しかし最前列とは…(笑)

「自分のなかで犬たちにランク付けをしているようです。こいつは自分より上、こいつは自分より下…と明確に分けていて、それぞれに対して態度を変えるところは、もう立派な犬だなぁと感じます(笑)」

■犬のようで猫でもある…飼うまで知らなかった面白すぎるタヌキの生態

――飼うまで知らなかったタヌキの性格や生き様を紹介している動画『みんなが知らないタヌキの生態』シリーズも人気です。田中さんが驚いた「タヌキの生態ベスト3」を教えてください。

「まず、猫のように威嚇するということ。犬は怒ったとき吠えたり、唸ったりすることが多いですが、うどんは猫のように毛を逆立て自分を大きく見せるような仕草をします。いわゆる『やんのかステップ』ですね。初めて見たときは、可愛すぎて思わず動画を撮ってしまいました(笑)」

――動画で拝見しましたが、うどんくんの「やんのかステップ」とても可愛かったです!

「次は鳴き声ですね。タヌキは基本的に、『ワンワン』『ニャーニャー』という犬や猫のような鳴き声ではなく『くーん』と声を出します。嬉しいとき、寂しいとき、甘えるときなど、さまざまな場面で『くーん』が出るので、最初はどういう感情か分からず戸惑いました」

――タヌキも鳴くのですね…イメージがありませんでした。

「最後は人にベッタベタに懐くこと。警戒心が強く臆病なタヌキですが、心を許した人には甘えん坊です。彼は私にしか懐いてないですが、お昼寝をしようと横になるとすかさず布団に入り込んできたり、お腹を見せてごろごろしたり、尻尾を振ったり…。なかでも一番好きなのはちゅーで、よく唇を奪われています(笑)」

――そんなになつくんですね!驚きです…。田中さんは、うどんくんの可愛い生態を紹介する一方で、飼育することの難しさやリスクについても発信されていますが、改めて「タヌキ飼育」について伝えたいことうかがえますか。

「全ての動物において同じことが言えるのですが、『生き物は気軽に飼えない』ということをお伝えしたいです。私はさまざまな動物を飼育し、面白いと思ったことを動画にしていますが、それ以外の部分、例えば毎日のお世話やケアはもちろん大変です。餌代だってバカになりませんし、うどんのような特別な動物ですと診てくれる病院も多くはありません。『可愛いから飼いたい』と安易に思わず、しっかり考えてみて欲しいと思います」

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