埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故から3か月あまりとなるきょう、転落したトラックの男性運転手とみられる遺体が、ようやく地上に運び出されました。
【写真を見る】「みんなが大好きな父が…」遺族が悲痛な思い 下水道管内で男性運転手(74)とみられる遺体発見・地上に搬出 埼玉・八潮市の道路陥没事故
こちらは陥没現場の現在の映像です。画面左に見える白いテントの中にけさ早く、消防隊員らが続々と入っていきました。テントの中には地下の下水道管につながる穴があり、消防隊員らはそこから歩いて中へと入り、トラックの運転席部分から男性運転手とみられる遺体を運び出しました。
きょうの本格捜索が始まったのは午前4時半ごろ。当時まだ雨は降っておらず、防護服を身につけた消防と警察が5つの部隊に分かれ、およそ20分交代で捜索活動にあたりました。
その後、午前8時すぎ、遺体を乗せた車が現場をあとにしましたが、捜索に携わった消防隊員らは皆、神妙な面持ちで、足取りも重く見受けられました。
そして、きょう午前、男性運転手の遺族が初めてコメントを発表しました。遺族は「みんなが大好きな父が突如として居なくなってしまった事実を、未だに信じることも受け止める事も出来ません」と悲痛な思いをつづっています。
警察は今後、遺体の身元の特定を進めるほか、県がいまだ残る運転席部分の引き上げを検討しています。
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