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両陛下らの生活費360万円窃盗、宮内庁担当者「宮内庁が把握している限り今回が初めて」街の人「ちょっと信じられない」【Nスタ解説】

国内
2025-05-01 22:15

両陛下らの生活費360万円を窃盗。


【写真でみる】宮内庁の担当者は…


宮内庁職員が両陛下らの“私的な生活費”から360万円窃盗

宮内庁によりますと、今年3月下旬、宿直中だった20代の宮内庁職員が、皇居内の事務室で課長補佐が管理する内廷費、いわゆる両陛下らの私的な生活費から3万円を盗んだということです。


職員は、2023年から同様の盗みを繰り返し、現金あわせて360万円を盗んだことを認めていて、宮内庁は 窃盗の疑いで皇宮警察に刑事告発するとともに、5月1日付けで懲戒免職にしました。


街の人(60代) 
「え、そんな話があったんですか?ただただびっくりするだけですね、それは」

街の人(70代)
「ちょっと考えられない。自分たちが管理してるんでしょ?ちょっと信じられない」


職員は「お金に困っていた。盗んだお金は生活費にあてた」と話していて、すでに全額を弁済したということです。


宮内庁の西村長官は「宮内庁職員としてあるまじき行為であり、天皇皇后両陛下をはじめ、皇室の皆さま方に対して大変申し訳なく思っております」とコメントしています。


「宮内庁が把握している限りこういったケースは初めて」

井上貴博キャスター:
天皇ご一家の生活に直結する部分なので、気になるのは「内廷費がどのように保管されていたのか」「どのようなチェック体制になっていたのか」だと思います。こういった部分が分からないと、再発防止も出来ないのではないでしょうか。


出水麻衣キャスター:
2023年から盗みを繰り返していたということなので、その間の帳簿管理がどうなっていたのかなど、いろいろな疑問が浮かび上がってきます。


井上キャスター:
内廷費の保管方法など、これから発表されるのでしょうか。いずれにしても、前代未聞のことが起きました。

職員は懲戒免職となりましたが、2025年1月下旬、帳簿と現金の残高が一致していないことが判明し、そこから様々な可能性を確認したということです。

しかし、なぜ1月下旬の時点まで判明しなかったのか。何をどう改善すると再発防止になるのか、というのが今後の焦点になると思います。

懲戒免職となった職員が従事していた「侍従職」というのは、両陛下の側近にあたり、両陛下と愛子さまの公私を支える部署です。それだけ身近に接していた人物で、やはり性善説で事が進められていたということがわかります。


宮内庁の担当者は「(内廷費の窃盗被害は)宮内庁が把握している限りこういったケースは今回が初めて」と話しており、今後、どのような対策が練られるのかが焦点になりそうです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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