GW期間中の東海道新幹線が一時、東京ー新大阪間で運転を見合わせました。最大96分の遅れが出て、6万7000人に影響が出ています。岐阜羽島駅と米原駅の間で発生した停電によるものですが、その原因は「体長約100センチのヘビ」でした。実は、ヘビによる停電は過去にも起きています。
【写真を見る】東海道新幹線がストップ “原因”となった体長約100センチのヘビ
GW中に東海道新幹線がストップ 原因は?
藤森祥平キャスター
「まもなく30日午後7時30分になります。運転を見合わせていた東海道新幹線が、先ほど順次運転再開となりました。ただ、まだ遅延が続いているため電光掲示板には表示が出ていません」
ゴールデンウイークの中日、東海道新幹線が一時ストップしました。
名古屋へ帰る乗客
「今これで帰ろうとした、電車が止まって帰れなかった」
「(Q.何時に帰る予定だった?)午後6時半をとっていたがキャンセルした。どうせなら泊まっていくかと」
影響は名古屋駅でも…
大阪へ帰る客
「大阪に帰ろうとしているけど60分遅れ。明日仕事なので何が何でも帰らないといけない」
JR東海によりますと、午後5時半頃に岐阜羽島駅と米原駅の間で発生した停電の影響で一時、東京〜新大阪駅間で運転を見合わせました。
岐阜羽島駅付近で停車した新幹線の乗客によると、車内の電気は消えていて、自動ドアも手動であける状態だったといいます。
乗客
「エアコンは切れていたので暑いなというのは正直感じましたね。(周りの乗客から)うちわとか貸していただいたりしたので、なんとか乗りきれたかなって」
「超レアケース!」原因はヘビ…実は過去にも
なぜ停電が起きたのでしょうか?
JR東海が公開した写真に写っているのはヘビです。電気設備の点検を行っていたところ、架線に引っかかっていたそうで、このヘビが停電の原因だということです。
実はヘビによる停電は過去にも起きています。
2021年、愛知県JR豊橋駅の映像で、作業員が持つ棒の先に巻き付いているのはヘビです。これにより新幹線は約15分間ストップしました。
また、2023年に東北新幹線で発生した停電も架線にヘビが巻き付いたことが原因でした。
原因がヘビだったことについて乗客は…
藤森祥平キャスター
「架線にヘビがいて」
乗客
「えー!そうなの?知らなかった、超レアケース!」
乗客
「生き物が原因なら仕方ないですよね」
ヘビによる停電で最大1時間36分の遅れがでて、約6万7000人に影響がでました。
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