水俣病の公式確認からきょうで69年です。浅尾慶一郎環境大臣が熊本県を訪れ、水俣病の患者・被害者団体と2日目の懇談を行っています。
水俣病患者連合 松崎重光さん
「(今年は)時間はあるので、私たちの話を聞いて(お互いが)納得できれば」
水俣病を巡っては去年、患者・被害者と環境大臣との懇談の場で、環境省の職員がマイクの音を絞った問題を受け、今年の懇談はきのうから2日間にわたって行われています。
きょうは、1年前にマイクの音量を絞られた1人の松崎重光さんが所属する水俣病患者連合などと懇談が行われています。
団体側は物価高に応じた療養手当の拡充などを訴えましたが、浅尾大臣は「療養手当は裁判所の所見を踏まえて決定している」などとして難色を示しました。
浅尾大臣はこの後、水俣病犠牲者慰霊式に出席します。
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