ベトナムとフィリピンの歴訪を終え、石破総理が帰国しました。成果と課題について同行した政治部・難波記者の報告です。
今回の外遊の最大の目的は、アメリカの関税措置で世界経済の不透明感が増す中、中国を念頭に経済や安全保障の協力関係をあらためて確認することでした。
石破総理
「もう1回会いたいと、また議論をしたいという関係を築くのはとても大事なことだと思っております。大変に信頼関係の構築ということで意義がございました」
日米や中国との“バランス外交”を重視するベトナムとは、日本から防衛装備品などを無償で供与する枠組みの合意に向け、調整を進めることで一致。
フィリピンとも自衛隊とフィリピン軍で燃料などを互いに提供する協定の締結に向け、交渉を開始することで一致させ、政権幹部は「米中対立の中、安全保障面で協力関係を構築できたことが一番の成果だ」と強調しています。
石破総理は帰国後、まずは“フロントランナー”として注目が集まるアメリカとの関税交渉に力を入れることにしています。
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