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子どもがスマホで「知らない人とやりとり」小中高2割、保護者は子どものSNSの内容 いつまで把握すべき?【Nスタ解説】

国内
2025-04-30 20:47

東京都の調査で、スマホなどを持つ子どもの2割がSNSやゲームを通じて「知らない人とやり取りした経験がある」ことが分かりました。


【写真で見る】「『裸の写真を送ってほしい』と…」子どもたちに届く“知らない人”からのメッセージ


SNSきっかけで犯罪被害にあった小学生は10年間で約3.6倍に

中学2年(取材時)
「急に知らない人からDM(ダイレクトメッセージ)で闇バイトの募集が来た。すごく怖かった」


高校3年(取材時)
「変な内容のメッセージが送られてきた。『裸の写真を送ってほしい』と」


出水麻衣キャスター:
東京都の調査によると、スマホなどを持つ子どもの2割が、SNSやゲームを通じて「知らない人とやりとりした経験がある」ということがわかりました。


高校3年(取材時)
「急に『会おう』と言われた。怖い」


小学6年(取材時)
「『どこに住んでいるの?』と送られてきたことがある。気持ちが悪い」


出水キャスター:
警察庁によると、SNSをきっかけに犯罪被害にあった小学生の数は、10年間で約3.6倍に増えています。

また、東京都の調査では「子どもが知らない人とやりとりしたことがあるかわからない」と答えた保護者が22.8%いました。学年が上がるほど、その割合は増えているということです。


お子さんにスマホを逐一見せるよう了承してもらうのは、なかなか難しいかと思います。

「(保護者が)子どものSNSをいつまで把握すべき?」という東京都の調査は、次のような結果になりました。


●高校生:31.4%
●中学生:40.9%
●小学4~6年生:19.6%
●小学1~3年生:8.1%

高校生までも把握したほうがいいと思っている保護者の割合は、増えてきているのだそうです。


井上貴博キャスター:
親御さんの気持ちはすごくわかります。一方で子どもの立場からすると、ネット上での関係性は危険をはらんでいるのはわかりつつも、世界とつながるための自然な手段だという気がします。

私たちが公園で遊んでいたのに近いSNSの場所があるとすると、それを禁止したら、子どもはどんどん見えないところに潜り込んでいってしまうのではないでしょうか。


出水キャスター:
陰でこそこそやっているうちに、危ない人と出会ってしまうリスクが高まりそうですよね。


子どもがSNSやネットを通じて知らない人とやりとりをしたことがある場合、きっかけの話題は▼「ゲーム」が49.5%、▼「アニメ・漫画」が42.9%、▼「芸能人・ユーチューバー等」が40.7%だという東京都の調査結果が出ています。

知らない人に声をかけられて友達ができる場合もあれば、危ない人と知り合ってしまう場合もあるという、悩ましい問題だと思います。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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