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「上司からの強い叱責が原因」入社2年目で自死した「日本カーボン」研究員の遺族が提訴 約9000万円の賠償求め 東京地裁

国内
2025-04-30 16:32

炭素製品メーカーの入社2年目の研究員が自殺したのは、上司からの強い叱責が原因だったとして、遺族が会社側におよそ9000万円の賠償を求める訴えを起こしました。


訴えを起こしたのは、「日本カーボン」の滋賀県にある研究所の研究員で、2021年1月に自殺した男性(当時25)の両親です。


訴えによりますと、入社2年目だった男性は上司から達成困難なノルマを課せられたうえ、強い叱責を受け続けたことでうつ病を患い自殺したとして、会社側におよそ9000万円の賠償を求めています。


男性の遺族の代理人
「非常に前時代的なことをこの令和のこの時代にやっているというのが問題」


「日本カーボン」は、JNNの取材に「亡くなった従業員の相談に応じ、配置転換などをしていた。提訴については真摯に対応していく」としています。


いま、悩みを抱えているという方は、相談窓口「いのちの電話」があります。また、厚生労働省のホームページや「まもろうよ こころ」と検索すると、電話やSNSなどでの相談窓口を調べることができます。


<相談窓口>
【 日本いのちの電話 】
・フリーダイヤル 0120-783-556
         毎日:午後4時~午後9時
         毎月10日:午前8時~翌日午前8時


・ナビダイヤル 0570-783-556
        午前10時~午後10時


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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