
北海道の泊原発3号機が再稼働の前提となる原子力規制委員会の安全審査に事実上、合格しました。
原子力規制委員会はさきほど、泊村にある泊原発3号機について、再稼働の前提となる安全対策が新規制基準に適合しているとする「審査書」の案を了承しました。
およそ12年前に審査が始まってから、敷地内に活断層があるかなどの議論が難航し、審査が長期化していましたが、今回、「審査書」の案が了承されたことで事実上、「合格」となります。
規制委員会は、あすからパブリックコメントなどを行ったうえ、正式に決定する方針です。
北海道電力は再稼働に向けて海抜19メートルの防潮堤の建設や、最大40センチ降り積もるとされる火山灰への対策などを2027年3月までに終わらせ、その後の再稼働を目指していますが、費用はおよそ5150億円と、当初の想定から17倍以上となっています。
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