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高良健吾、“芝居復帰作”に込めた思い 北朝鮮拉致事件を「なかったことにはしない」

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2025-10-10 16:10
高良健吾、“芝居復帰作”に込めた思い 北朝鮮拉致事件を「なかったことにはしない」
NHK『未解決事件』取材会に参加した高良健吾 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の高良健吾、田中俊介が10日、NHK総合『未解決事件』File.02「北朝鮮 拉致事件」(18日放送)の記者会見に出席した。

【写真】キリッとした表情で撮影に応じる高良健吾&田中俊介

 2002年10月15日の拉致被害者5人の帰国から23年。しかし政府が認定した17人の被害者のうち12人は未だに帰国が叶わず、安否さえもわかっていない。番組では、日本人の失踪事件が相次いだ1970年代から1990年代前半に至る警察と北朝鮮工作員の攻防を徹底取材し、特別編としてドラマとドキュメンタリーの2本立てで放送する。

 北朝鮮工作員を追う外事警察の捜査官・喜多見守和役の高良は「しばらく芝居してない時期があって、久しぶりに現場に立ったのがこの現場でした」と明かし「自分が芝居に離れていたので、『どうやって芝居ってするんだっけ』という気持ちでしたが、素晴らしいスタッフキャストに囲まれて本当に良かったと思います」と回想。

 撮影を重ねる中で「拉致事件をなかったことにはしない」という使命感のような感情が高まっていったといい「このドラマパートは、1970年後半から描いていますが、その中での心情の変化、国の情勢の変化であったり、北朝鮮拉致事件というものを交えながら描いているのは伝わりやすい部分もあったし、見応えがあると思います」と呼びかけた。

 制作には、1978年に北朝鮮に拉致され、24年間現地での暮らしを余儀なくされた蓮池薫さんも参加。その蓮池さんを演じる田中は、撮影前に本人とも対面し「2時間、たっぷりと当時の心境を語ってくれた。日本でこんなことが起きてしまったんだ…と信じられないですし、悔しい気持ちにもなりました。そこから今も、いまだに帰国がかなわず、残された親世代の方々の中では亡くなっている方もいます。本当に時間がない。この作品に携わって改めて思うのは、何か一つでも進展してもらえないかなと思っています」と願った。

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