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「農業用ハウスのようで住宅」“田園に溶け込む細長い平屋”を紹介『渡辺篤史の建もの探訪』

エンタメ
2025-10-10 13:30
「農業用ハウスのようで住宅」“田園に溶け込む細長い平屋”を紹介『渡辺篤史の建もの探訪』
一見、農業用ハウス=埼玉県北本市・眞下邸(C)テレビ朝日
 俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)11日放送では、“田園にとけこむ細長い平屋”埼玉県北本市・眞下邸を紹介する。

【写真】南北23メートルの平屋「埼玉県北本市・眞下邸」

 今回訪れるのは、背後に雑木林、近隣に畑が広がる約300坪の敷地に建つ、南北23メートルにわたる細長い平屋。正面から見ると一見、農業用ハウスのようにも見える外観で、周囲の田園風景に見事に調和したデザインが特徴だ。

 天井と壁を半透明のポリカーボネート板で仕上げたサンルーム。趣味の道具や自転車の収納スペースとして使われるほか、物干し場としても重宝されているという。さらにサンルームと母屋の間には“外土間”と呼ばれる半屋外スペースが設けられており、天候に左右されずにバーベキューなどを楽しめる空間となっている。

 “母屋”部分の東半分には個室や設備スペースを集約し、西半分は南北17メートル以上を一望できるオープンなリビング・ダイニング空間に。大窓からは周囲の自然豊かな風景が広がり、建物そのものも最も景観の美しい方向に角度を合わせて配置されている。

 キッチンは外の景色を眺めながら作業ができる対面式で、収納を低く抑えて背面の窓を大きく設けることで、開放感を高めている。玄関からも近く、外土間での食事シーンにも使いやすい動線設計だ。さらに北端の空間は、将来的に親との同居を想定して改装しやすいように設計されており、暮らしの変化に対応できる柔軟な構成となっている。

竣工:2022年1月
敷地面積:974.7平方メートル(294.8坪)
建築面積:143.4平方メートル(43.4坪)
延床面積:129.2平方メートル(39.1坪)
構造:木造在来工法
設計:滝沢茂雄/滝沢茂雄建築設計事務所

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