
俳優の梶芽衣子さんが、「第47回ぴあフィルムフェスティバル2025」「私が憧れた女優たち〜梶芽衣子デビュー60年記念企画」のトークセッションに登壇しました。
【写真を見る】 【 梶芽衣子 】 デビュー60周年 台本の読み方も知らなかった過去 故・山岡久乃さんとの思い出振り返る「おっかないながらも愛がある」
今年デビュー60周年を迎える梶さんは、スカウトされて女優になったばかりの頃を回顧。“お芝居やりたいとか、芸事や歌をやりたいとか、一切憧れたこともなかったし、まったく興味がなかったんですよ“と明かしました。
梶さんは、“一番苦しかったのは、台本の読み方がわからない。台本ってト書きと役名が書いてあって、セリフが書いてあってそれだけなんです。こういう役だから、こうやりなさいとは書いてないし。誰も教えてくれない。ものすごく孤独だったし、不安だったし、毎日辞めたいと思ってた”、デビュー当時の苦悩を振り返りました。
さらに、“同期が渡(哲也)くんだったの。よく駅まで歩いて帰って。スターの車がホコリまみれで、当時は舗装がされてないから、車が通るたびにホコリまみれになるのね。ああいう車に乗るまでやる気、あんた、この仕事、なんて話をしてて…”と渡哲也さんとのエピソードを披露。
往年の大女優・山岡久乃さんと共演した時については、“おっかなくてね、この人。すんごいおっかないのよ”と笑わせつつ、“でも、おっかないながらも愛があるんですよ。いや〜教わった。あれば勉強になりました。今でも勉強になってますよ。台本の読み方から全部。「芝居っていうのはね、教えるもんでも教わるもんでもないんだよ。感性なんだ」って言うんですよ”と、山岡さんから受けた教えを回想。
“感性をセリフに初めて命を吹き込んで自分の言葉にして言えるようになったのもそうだし、やっぱり芝居は感性でしょうね”としみじみ語りました。
また、これまで自身が演じてきた役柄を振り返り、“人殺し(役)ばかりだもの。何人殺してきたかわからない。だからいまだにモテないから独身よ。皆、怖がって寄ってこないのよ、男が”と笑わせ、“そんな話じゃなかったわね、役作りの話ね”と豪快に笑い飛ばしていました
【担当:芸能情報ステーション】
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