
イランの核開発をめぐる協議が行き詰まり、中東の緊張が高まる中、アメリカ政府は隣接するイラクに駐在する一部の大使館職員に国外への退避を命じました。
ロイター通信によりますと、イランの国防軍需相は11日、「紛争に巻き込まれれば中東のアメリカ軍基地を標的にする」と話しました。
アメリカのトランプ大統領が核開発をめぐるイランとの協議が決裂した場合、軍事的に対応する姿勢を見せる中、けん制したものとみられます。
こうした中、アメリカ国務省は11日、イランに隣接するイラク国内の大使館と領事館に勤務する職員の一部について、国外への退避を命じたことを明らかにしました。
ヘグセス国防長官も中東地域に駐留するアメリカ軍兵士の家族について、自主的な退避を認めました。
トランプ大統領は11日、イランとの合意について「自信がなくなっている」と発言していて、近く行われる見通しの6回目の交渉の行方が注目されます。
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